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Trend Vision One Email and Collaboration Security(V1ECS)の価格料金、機能を解説


TREND MICRO

CLOUD EMAIL & COLLABORATION SECURITY

Trend Vision One

Email and Collaboration Security

メール・コラボレーションツールの脅威を多層防御で遮断。
防御から検知・対応・リスク可視化まで、1つのコンソールで実現。

🛡️

Gateway+API 二重防御

ゲートウェイ型とAPI連携型
2つのアーキテクチャに対応

🔍

XDR+CREM 統合対応

事後対応とリスク可視化を
Vision Oneで一元管理

🎯

フィッシング訓練付き

日本語テンプレート対応の
攻撃訓練サービスを無償提供

 

「メールセキュリティ、今のままで本当に大丈夫?」そんな不安を感じている企業のIT担当者の方へ。ランサムウェア、フィッシング、ビジネスメール詐欺(BEC)など、メールを狙った攻撃は年々巧妙化しています。

 

トレンドマイクロが提供する「Trend Vision One Email and Collaboration Security(V1ECS)」は、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドメール環境を包括的に守る、SaaS型メール&コラボレーションセキュリティソリューションです。

 

メールだけでなく、TeamsやSharePoint、Google Driveなどのコラボレーションツールまで保護範囲を拡大。さらにXDR(Extended Detection and Response)やCREM(Cyber Risk Exposure Management)との連携で、防御だけでなく事後対応・リスク可視化までを1つのコンソールで実現します。

 

この記事では、本製品の特徴・機能・料金を詳しくご紹介します。

 

目次

1. Trend Vision One Email and Collaboration Securityとは
2. 2つの保護アーキテクチャ
3. 主な機能・特徴
4. シーン別画面
5. 3つのプランと機能比較
6. 導入メリット
7. 料金体系
8. よくある質問(FAQ)
9. お問い合わせ

 

Trend Vision One Email and Collaboration Securityとは

 

Trend Vision One Email and Collaboration Security(V1ECS)は、トレンドマイクロが提供するクラウド型のメール&コラボレーションセキュリティ製品です。従来の「Trend Micro Email Security」や「Trend Micro Cloud App Security」の後継ソリューションとして位置づけられています。

 

Microsoft 365のExchange Online、Google Workspace(Gmail)といったクラウドメール環境はもちろん、オンプレミスのメールサーバにも対応。メールを経由するウイルス、スパム、フィッシング、ビジネスメール詐欺(BEC)、ランサムウェアなどの脅威から企業を守ります。

 

統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」の1コンソールで、メール脅威の侵入を防ぐ多層防御に加え、CREM(Cyber Risk Exposure Management)による自社リスクの可視化、XDRによる万が一のメール起点サイバー攻撃への事後対策までを実現できます。

 

📌 製品の基本情報

開発メーカー:トレンドマイクロ株式会社
製品形態:SaaS型(クラウドサービス)
対応環境:Microsoft 365 / Google Workspace / オンプレミスメールサーバ
管理画面:Trend Vision Oneコンソール(Webブラウザ)
主な保護対象:受信メール・送信メール・コラボレーションツール(Teams、SharePoint、OneDrive、Google Drive、Box、Dropbox等)
旧製品からの移行:Trend Micro Email Security / Cloud App Securityからアップデート可能

 

2つの保護アーキテクチャ

 

 

V1ECSでは、お客様のメール環境や対策方針に合わせて2つの保護方式を選択できます。プランによってどちらか一方、または両方を利用可能です。

 

Cloud Email Gateway Protection

ゲートウェイ型

メールサーバの前段にクラウド上のセキュリティゲートウェイを設置。DNSのMXレコードを変更するだけで導入でき、オンプレミス・クラウド双方のメール環境に対応します。IPレピュテーションやドメイン真正性の確認も可能です。

Cloud Email and Collaboration Protection

API連携型

Microsoft 365やGoogle WorkspaceとAPI連携して保護。メールだけでなく、Teams・SharePoint・OneDrive・Google Drive・Box・Dropboxなどのコラボレーションツールも保護対象に含まれます。内部ドメイン間メールの検査やレトロスキャンにも対応。

 

💡 Proプランなら両方を同時利用可能!
ProプランではGateway型+API連携型+XDR Add-on: Emailの全てが利用でき、ゲートウェイでの水際対策とAPI連携による内部メール・コラボレーションツール保護、さらにXDRによる事後対応までをフルカバーできます。

 

主な機能・特徴

 

 

V1ECSは、メールの「防御」「検知・対応」「運用管理」の3領域にわたる多層的な機能を備えています。

 

機能カテゴリ
内容
ウイルス対策
パターンマッチング、機械学習型検索、仮想アナライザ(サンドボックス)を組み合わせた多層防御で、既知・未知のマルウェアを検出・ブロックします。
スパム・フィッシング対策
スパムメール対策エンジン、Webレピュテーション、グレーメール検出など複数技術で迷惑メールやフィッシングメールをフィルタリングします。
BEC対策・ライティングスタイル分析
ビジネスメール詐欺(BEC)をAIベースのライティングスタイル分析で検出。経営者や取引先になりすました詐欺メールから企業を保護します。ライティングスタイル分析はAPI連携型で利用可能です。
サンドボックス解析
メール添付ファイルやURLをサンドボックスで動的解析し、ランサムウェアを含む不審なファイルを事前にブロック。Coreプランではファイルのみ、Essentials/ProプランではファイルとURLの両方に対応します。
URLクリック保護・二次元コード検査
メール内のURLをクリック時に再検査(Time-of-Click)。メール受信後に悪意あるサイトに変化したURLもブロック。QRコードを悪用した攻撃の検査にも対応しています。
コラボレーションツール対策
Microsoft 365(Teams、SharePoint、OneDrive)、Google Workspace、Box、Dropbox上のファイル共有やチャットに対する脅威対策・情報漏えい対策を提供します(API連携型で利用可能)。
フィッシングシミュレーション
日本語テンプレート対応のフィッシングメール攻撃訓練サービスを追加費用なしで利用可能。訓練結果をダッシュボードで確認でき、従業員のセキュリティ意識啓発に活用できます。
XDR連携(事後対応)
攻撃起点メールの特定から事後隔離・削除までを1つのコンソールで実現。エンドポイントなど他レイヤーと連携したクロスレイヤーでのアラート検知にも対応(Proプランまたは XDR Add-on: Email)。
CREM連携(リスク可視化)
メールやIDを含む複数レイヤーのデータを分析し、自社全体のリスク状態をスコアベースで可視化。侵害兆候のあるアカウントや過剰な権限設定を検出し、推奨対応を提示します。
運用管理機能
メール追跡ログ(90日間保存)、隔離メール管理(30日間保存)、エンドユーザメール隔離、不達メール継続管理、メール暗号化、DMARC監視、ダッシュボード・レポート機能を搭載しています。

 

シーン別画面

 

実際のTrend Vision One管理画面の主な画面イメージです。Trend Vision Oneコンソールにログインすることで、メール脅威の検知状況・ポリシー設定・ログ分析・リスク可視化などをリアルタイムで確認できます。

 

ダッシュボード

ダッシュボード画面

脅威の概要(フィッシング・ランサムウェア・不正プログラムなど)をグラフィカルに表示。ドメインごとの統計情報をリアルタイムで把握できます

過剰な対応は推奨される対応を表示

脆弱なアカウントや推奨対応を表示

権限設定等で、脆弱なアカウントなどに対してどうしたらいいかを表示します

なりすましメール設定画面

訓練メール設定画面

10種類のテンプレートからなりすましメールを設定できます。

訓練ダッシュボード

訓練ダッシュボード

訓練メールの配信・開封率・リンククリック率・データ入力率などをダッシュボードで確認。従業員ごとの詳細なステータスも把握できます

メール攻撃を調査

XDR連携でメール攻撃を調査

攻撃メールが来た場合に、不審なURLなどを調査します。

隔離、削除

隔離、削除

調査の結果、危険と判断した場合に、隔離や削除を実行できます

 

3つのプランと機能比較

 

V1ECSは、自社のメールセキュリティ対策方針に合わせてCore / Essentials / Proの3つのプランから選択できます。

 

機能
Core
Essentials
Pro
保護方式の選択
Gateway型
またはAPI型
(どちらか1つ)
Gateway型
またはAPI型
(どちらか1つ)
Gateway型
+API型
+XDR Add-on
(全て利用可)
アンチウイルス / アンチスパム
機械学習型検索 / なりすまし対策
サンドボックス解析
ファイルのみ
ファイル+URL
ファイル+URL
ライティングスタイル分析(BEC)

(API型のみ)

(API型のみ)
コラボレーションツール対策

(API型のみ)

(API型のみ)
レトロスキャン / 手動検索

(API型のみ)

(API型のみ)
不達メール継続管理

(Gateway型)
メール暗号化 / DMARC監視

(Gateway型)
XDR連携(検知・事後対応)

(追加可)

(追加可)

(標準搭載)

 

※「API型のみ」の機能は、CoreまたはEssentialsでAPI連携型を選択した場合に利用可能です。
※Core/EssentialsでもXDR Add-on: Emailを追加導入いただくことが可能です。

 

導入メリット

 

 

✅ メリット1:メール+コラボレーションツールを1コンソールで管理

メールアカウント、防御・検知・対応、リスクの可視化・軽減までを、Trend Vision Oneの1つのコンソールで一元管理。クラウドメール環境もオンプレミスメール環境もまとめて管理でき、運用の効率化を実現します。

✅ メリット2:フィッシングシミュレーションで従業員の意識啓発

日本語テンプレートに対応したフィッシングメール攻撃訓練サービスを追加費用なしで利用可能。訓練メールの配信・開封状況やフィッシングサイトのクリック率をダッシュボードで確認でき、セキュリティ意識の低い従業員を把握してトレーニング方針の検討に活用できます。

✅ メリット3:CREM連携で自社の潜在リスクを可視化(予防)

CREM(Cyber Risk Exposure Management)連携により、メールやIDを含む複数レイヤーのデータを分析し、自社全体のリスク状態をスコアベースで可視化。侵害兆候のあるアカウントや過剰な権限設定の脆弱なアカウントを検出し、推奨対応を提示します。日頃からリスクを潰しておくことで、インシデントの発生を未然に防ぎます。

✅ メリット4:XDR連携でメール起点攻撃の事後対応を迅速化(復旧)

防御をすり抜けた高度なメール起点のサイバー攻撃に対し、攻撃起点メールの特定から事後隔離・削除までを1つのコンソールで実現。エンドポイントなど他のセキュリティレイヤーと連携したクロスレイヤーでのアラート検知により、攻撃の全体像を把握し迅速な復旧を支援します。

✅ メリット5:初期投資不要&トラフィック急増にも自動対応

SaaS型サービスのため、自社でメールセキュリティ用のサーバを構築・運用する必要がなく初期投資を削減。クラウド基盤のオートスケール機能により、メールトラフィックが急増しても安定した処理を維持します。

 

料金体系

 

V1ECSは、ユーザー数に応じた年額ライセンスとなっています。Core / Essentials / Proの3つのプランが用意されており、必要な機能レベルに合わせてお選びいただけます。

 

ユーザー数
Core
(1ユーザー/年)
Essentials
(1ユーザー/年)
Pro
(1ユーザー/年)
250以下
3,180円
6,200円
9,220円
251〜500
2,880円
5,830円
8,670円
501〜1,000
2,640円
5,460円
8,110円
1,001〜2,000
2,520円
5,080円
7,560円
2,001〜5,000
2,280円
4,710円
7,010円

 

※上記は税抜価格です。※年額ライセンスです。

 

💡 プランの選び方

Core:基本的なメールセキュリティ機能(アンチウイルス、アンチスパム、機械学習型検索、BEC対策など)。Gateway型またはAPI型のどちらか1つを選択。サンドボックスはファイルのみ対応。
Essentials:Coreの機能に加え、ファイル+URLサンドボックス、不達メール継続管理、メール暗号化、DMARC監視などを搭載。Gateway型またはAPI型のどちらか1つを選択。
Pro:全機能をフル装備。Gateway型+API型+XDR Add-on: Emailの全てが利用可能。インラインでのメール検査やコラボレーションツール対策まで最上位の保護を提供します。

 

🎯 デジタル化・AI導入補助金を活用できます!

アーデントでは、デジタル化・AI導入補助金を活用したTrend Vision One Email and Collaboration Securityの導入をサポートしています。補助金を活用することで、実質的な導入コストを大幅に抑えることが可能です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. Microsoft 365やGoogle Workspaceの標準セキュリティとの違いは?

A. Microsoft 365やGoogle Workspaceには標準でスパムフィルタやウイルス対策が搭載されていますが、BEC対策やサンドボックスによる未知の脅威検出、ソーシャルエンジニアリング攻撃対策、QRコード検査など、高度な脅威への防御は十分ではありません。本製品は多層防御に加え、コラボレーションツール対策やXDR連携による事後対応まで包括的に対応します。

Q2. Trend Micro Email SecurityやCloud App Securityからの移行はできますか?

A. はい、現行のTrend Micro Email Security(TMEmS)やCloud App Security(CAS)から、ご利用中のライセンスのままV1ECSへアップデートが可能です。アップデートに伴うDNSレコードの修正やポリシーの再設定は不要で、既存環境への影響なく移行できます。

Q3. Gateway型とAPI型、どちらを選べばいいですか?

A. オンプレミスのメールサーバをお使いの場合はGateway型がおすすめです。Microsoft 365やGoogle Workspaceを利用中で、Teams・SharePoint等のコラボレーションツールも保護したい場合はAPI型が適しています。両方のメリットを活かしたい場合は、Proプランで両方を同時に利用することが可能です。

Q4. メールが誤検知で削除された場合、確認できますか?

A. 隔離されたメールは30日間保管され、管理コンソールから確認・再配信が可能です。また、メール追跡ログは90日間保存されるため、過去のメール処理状況を検索・確認できます。検知時にメール通知を送信する設定も可能です。

 


 

お問い合わせ

 

Trend Vision One Email and Collaboration Securityの導入をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。お客様の環境やご要望に合わせた最適なプラン・構成をご提案いたします。

 

アーデントでは、デジタル化・AI導入補助金の申請サポートから導入・運用支援まで、ワンストップでサポートしています。

 

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