初心者向けに中小企業ほどセキュリティ対策が必要な理由4つを解説
セキュリティ対策の重要性が高まってきている風潮は、みなさんひしひしと感じているのではないでしょうか?
でも、ほんとのところ、中小企業が、セキュリティ対策が必要な理由を初心者向けにデータ、グラフを用いて解説していきます。
(1)中小企業の方が、セキュリティ対策が甘く、被害件数が多い

めぐる脅威の情勢等について」より
実は、ランサムウェアの被害など、セキュリティの事故件数は、中小企業の方が圧倒的に多いです。66%ですから、2/3の被害は中小企業ということです。それは、中小企業の方が数が多いのもありますが、そもそも大手企業と比べてセキュリティ対策がしっかりとできていないところが原因です。
(2)セキュリティソフトを入れていても、被害が起きている

例えば、ウイルスバスターや、マカフィーを入れているから大丈夫かというとそうではありません。被害にあった多くの企業(87%)では、ウイルスソフトを導入していたのですが、検出ができなかったというデータがあります。ウイルスソフトが、検出できなかった確率はなんと90%にも上ります。
(3)万が一、情報漏洩を起こすと、復旧費用は、莫大に

こちらは、警察庁のセキュリティ事故が起きてしまった企業の、復旧にかかった費用と期間のデータです。多くの企業では、1週間以上の復旧期間がかかり、またその費用は、1000万円以上かかった割合が、55%もありました。
こういった事故では、情報漏洩を起こした顧客へのお詫び費用、事故の調査費用、セキュリティ対策の強化費用がかかります。こういった費用は、少なくとも100万円以上はかかると考えるべきでしょう。中小企業からすると、こういった復旧費用は、企業の存続に致命的な被害をもたらします。
(4)メインの侵入経路は従業員のITリテラシー不足によるクリック

会社にUTMやファイアーウォールなどのしっかりとしたセキュリティ対策を行っていても、事故は起こります。それは、従業員宛にメール添付でマルウェアが入ってくるからです。上記は、セキュリティ対策団体JPCERTの被害にあった実例メールです。
このメール、実際に過去にやりとりのある取引先のアドレス、署名からメールが届きます。あきらかなアマゾンやえきねっとを語るフィッシングメールには気づけても、取引先からのアドレスで、メールが届けば、添付ファイルを開いてしまう可能性がありますよね。
ハッカーはこういったITリテラシーが高くない従業員を狙ってきているんです。従業員があやまってクリックしてしまう可能性は、排除できないのではないでしょうか。
対策は法人向けセキュリティソフトの導入
法人向けセキュリティソフトは、以下の機能を備えています。
名前 | 効果 |
---|---|
ふるまい検知 | PCが普段しない、不審なファイルをCドライブに設置するなどの行動を監視、発見、除去を行います。 |
AIによる検知 | 個人向けセキュリティソフトはリストに合致したものを検知するのですが、法人向けセキュリティソフトは、過去の事例からAIが未発見のウイルスもAIが検知します。 |
ネットワークによる検知 | 世界中の企業で導入されているソフトでは、例えば違う国で感染が分かった場合、瞬時にその情報をセキュリティネットワークで共有。仮に日本で未発見の攻撃でも、ブロックが可能です。 |
まとめ
セキュリティソフトを入れておけばいいというわけではないというのは理解いただけましたでしょうか?中小企業も、真剣にセキュリティ対策を考える必要があります。万が一事故が起きたときは、その期間も、費用も会社の存続に影響がでるほどの被害になります。
大事なのは法人向けセキュリティソフトの導入をすることでしょう。これにより、万が一マルウェアに感染してしまった場合も、様々な機能が、感染後の情報漏洩を防ぎ、隔離、除去まで行ってくれます。
そのコストはPC1台あたり月額400円~700円程度となります。
法人向けのセキュリティソフトの導入をお考えの方は、弊社では法人向けセキュリティとして、ウイルスバスター、ESET、Macafee MVISION、カスペルスキー、PCセキュリティみまもりパックなど全6商品を販売しており、比較して、どの商品が最適かご提案が可能です。まずはお問合せください!
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