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今すぐ確認!自社のセキュリティレベルを10分で診断する方法

「セキュリティ対策が大切なのはわかっているけど、何から手をつければいいかわからない…」

そんなお声を、中小企業の経営者・総務担当の方からよく伺います。

 

実は、セキュリティ対策の第一歩は、今の自社の状況を正確に把握することです。

このページでは、専門知識がなくても約10分でできるセキュリティ診断チェックリストをご用意しました。
ぜひ手元にメモを用意して、一緒に確認してみましょう。

 

 

① なぜ中小企業もセキュリティ診断が必要なの?

「うちみたいな小さな会社は狙われない」と思っていませんか?

残念ながら、それは誤解です。

 

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の調査によると、サイバー攻撃の被害を受けた企業の多くが従業員300人以下の中小企業です。
大企業はセキュリティ対策が厳重なため、攻撃者は「対策が手薄な中小企業」を意図的に狙う傾向があります。

⚠️ こんなリスクが現実に起きています
・取引先の大企業への「踏み台」として攻撃に利用される
・ランサムウェアに感染し、業務データが暗号化・人質にとられる
・顧客情報が漏洩し、損害賠償や信頼失墜につながる

「何も対策していない」という状態は、鍵をかけずにオフィスを離れるのと同じことです。
まずは現状を知ることが、すべての対策の出発点になります。

 

 

② 10分でわかる!セキュリティ診断チェックリスト(全15問)

📋 採点方法:各問について「できている=1点」「できていない=0点」で採点してください。
全15問の合計点で、自社のセキュリティレベルを確認しましょう。

🔑 カテゴリー1:パスワード管理

# 設問 できている できていない
Q1 社員がパスワードを使い回しせず、サービスごとに別のパスワードを設定している
Q2 重要なシステム・サービスに二段階認証(MFA)を設定している
Q3 退職者のアカウントをすぐに削除・無効化するルールがある

📧 カテゴリー2:メール・フィッシング対策

# 設問 できている できていない
Q4 不審なメールの見分け方を社員に周知している
Q5 メールの添付ファイルやURLを不用意に開かないよう指導している
Q6 振込・送金に関わる指示はメールだけで判断せず、電話で確認するルールがある

💻 カテゴリー3:端末・ソフトウェア管理

# 設問 できている できていない
Q7 社内PCのOSやソフトウェアを定期的にアップデートしている
Q8 ウイルス対策ソフトを全端末に導入し、定義ファイルを最新に保っている
Q9 私物デバイスの業務利用(BYOD)についてルールを定めている

💾 カテゴリー4:データ・バックアップ

# 設問 できている できていない
Q10 重要なデータを定期的にバックアップしている
Q11 バックアップデータをネットワークから切り離した場所にも保存している
Q12 バックアップから実際に復元できるかテストをしたことがある

📋 カテゴリー5:社内ルール・教育

# 設問 できている できていない
Q13 情報セキュリティに関する社内ルール(ポリシー)が文書化されている
Q14 社員向けのセキュリティ研修や勉強会を年1回以上実施している
Q15 サイバー攻撃を受けた際の対応手順(連絡先・初動対応)が決まっている

③ 診断結果の見方|あなたの会社は何点?

合計点 評価 メッセージ
0〜5点 🔴 危険 基本的な対策がほとんど取れていない状態です。早急に対策を始める必要があります。
6〜10点 🟡 要注意 一部は対応できていますが、重大なリスクが残っています。優先順位をつけて改善しましょう。
11〜14点 🟢 概ね良好 基本的な対策は取れています。残りの項目を補強することで、より安心な環境になります。
15点 ✨ 優秀 しっかり対策できています。定期的な見直しを続けて、現状を維持しましょう。

④ スコア別:次にやるべきこと

🔴 0〜5点の方:まずここから始めましょう

優先的に取り組むべき3つのアクションです。

① ウイルス対策ソフトを全端末に導入する
無料のものでも構いません。まずは全PCに入れることが最優先です。

② パスワードのルールを決める
「英数字8文字以上・使い回し禁止」など、シンプルなルールから始めましょう。

③ データのバックアップを開始する
外付けHDDやクラウドストレージを活用し、週1回以上のバックアップ習慣をつけましょう。

🟡 6〜10点の方:穴を塞いでリスクを減らす

基本はできていますが、まだ重大な抜け穴があります。

① 二段階認証(MFA)を主要サービスに設定する
メール・クラウドサービス・会計ソフトなど、重要サービスから順に設定しましょう。

② 社員へのセキュリティ周知を行う
フィッシングメールの見分け方など、簡単な内容でもよいので共有の場を設けましょう。

③ 退職者のアカウント管理フローを整備する
退職時のアカウント削除を「退職手続きチェックリスト」に組み込みましょう。

🟢 11〜14点の方:さらなる強化でより安心に

良い状態です。残りの未対応項目を確認し、対策を完成させましょう。

特に、「バックアップの復元テスト(Q12)」「インシデント対応手順の整備(Q15)」は、実際に有事になって初めて重要性に気づく項目です。今のうちに整備しておくことを強くおすすめします。

⑤ 無料で使える!公的機関のセキュリティ支援ツール

「自分たちだけで対応するのは難しい」という場合は、公的機関の無料ツール・相談窓口を活用しましょう。

機関・ツール名 内容
IPA「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」 情報処理推進機構が提供する無料の自己診断ツール。25問のチェックで自社の課題を把握できます。
中小企業向けサイバーセキュリティ相談窓口(IPA) 電話で無料相談ができます。「何から始めればいいかわからない」という方でも気軽に相談できます。
経済産業省「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」 経営者が取り組むべきセキュリティ対策をまとめた公式ガイドラインです。参考資料として活用できます。

まとめ

今回のチェックリスト、いかがでしたか?

 

「思ったより対策できていなかった…」と感じた方も、焦る必要はありません。

 

大切なのは、現状を知って、一歩ずつ対策を進めることです。

 

セキュリティ対策は、完璧を目指す必要はありません。
できることから順番に取り組むことで、リスクは確実に下がっていきます。

📌 この記事のポイントまとめ
✅ 中小企業もサイバー攻撃の標的になっている
✅ 15問のチェックリストで自社の現状を把握できる
✅ スコアに応じた具体的なアクションから始めよう
✅ 公的機関の無料ツール・相談窓口も積極的に活用しよう

「診断したけれど、どこから手をつければいいかわからない」「具体的なツールや費用について相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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