PassLogic(パスロジック)|9種類の多要素認証が選べる国産MFAソリューション
PassLogic(パスロジック)は、パスロジ株式会社が開発・提供する多要素認証(MFA)ソリューションです。独自の「マトリックス方式」により、専用端末や固定パスワードを使わずに、ブラウザだけで完結するワンタイムパスワードでのログインを実現します。
知識認証・所有物認証・生体認証の3要素すべてに対応し、マトリックス方式のほか、クライアント証明書、Cookie認証、顔認証(Web顔認証)、PassLogic Authenticator(ワンタイムパスワード/ビンゴ型/ログインプロテクト/生体認証)、ハードウェアトークンなど9種類の認証方法を自由に組み合わせ可能。Microsoft 365、Microsoft Entra ID、AD/LDAP、SAML2.0、RADIUS、リバースプロキシなど幅広いシステムとのSSO連携に対応し、Windows OSのサインイン強化にもそのまま利用できます。
ランサムウェアの主要な侵入経路となるVPN・VDIの入口強化、サプライチェーンや外部パートナーを含む統一認証基盤の整備、パスワードレス運用など、幅広い課題を1つの製品で解決するゼロトラスト時代の多要素認証基盤です。
PassLogicとは(選ばれる3つの理由)
🔷 理由1:独自の「マトリックス方式」ワンタイムパスワード
マトリックス表に配置された乱数から、事前に決めたパターン(マスの位置と順番)に沿って数字を読み取るだけ。ブラウザだけで完結するワンタイムパスワードとして利用でき、専用端末や固定パスワードが不要です。視覚的に覚えやすく、パスワードを忘れる心配もありません。数字以外に英字や記号の追加フレーズを組み合わせることもでき、高い利便性とセキュリティ強度を両立します。
🔷 理由2:幅広い適応性(クラウド~オンプレミス~Windows OSまで)
Microsoft 365のデバイスレス認証強化、Microsoft Entra IDによる一元管理、SASE/SSE/VPN、Windows OS端末のサインイン強化にまで幅広く対応。クラウドとオンプレミスを問わず多くの業務システムとSAML2.0/RADIUS/リバースプロキシによるSSO連携が可能で、社内外からのアクセス時にも利用できます。
🔷 理由3:9種類の多彩な認証方法を柔軟に組み合わせ
知識認証・所有物認証・生体認証の3要素すべてに対応した9種類の認証方法を、ユーザーや部署、システムごとに柔軟に切り替えられます。将来的にビジネス環境やインフラが変化しても、状況に応じて最適な組み合わせに移行できるため、長期的に利用できる多要素認証ソリューションです。
PassLogicで解決できるよくある課題
主な機能・9種類の認証方法
🔷 PassLogic認証(マトリックス方式)
ログイン画面に表示される乱数のマトリックス表から、事前に決めたパターンに沿って数字を読み取るだけの、ブラウザ完結型のワンタイムパスワードです。認証器などの追加デバイスは不要で、マルチデバイスに対応。認証サーバーに接続できないオフライン環境下でも認証可能です。
🔷 クライアント証明書
PassLogicはプライベート認証局を標準装備しており、クライアント証明書を自社で発行可能。初回ログイン時の自動発行、メール配布、プリントアウト、管理画面からのダウンロードなど、運用に合わせた配布方法を柔軟に選べます。登録端末以外からのログインを拒否する端末認証として利用できます。
🔷 Cookie認証
初回ログイン時に端末へCookie値が自動登録され、次回以降は登録端末以外からのログインを拒否します。複雑な設定が不要で、管理者・利用者双方の負荷が低いのが特長。1ユーザーあたり最大5台まで登録でき、オフィス端末・リモートアクセス用・持ち出し用端末を使い分けられます。
🔷 顔認証(Web顔認証)※2026年5月対応予定・オプション
NEC「Bio-IDiom」の世界No.1精度※の顔認証クラウドサービスを組み合わせ、ブラウザだけで高度な顔認証×マトリックス方式の多要素認証を実現します。トークンや専用機器は不要。
※ NIST FRTE 1:N Identification ベンチマークで世界第1位を複数回獲得。日本国内のみ利用可能、別途オプション費用が必要。
🔷 PassLogic Authenticator(ワンタイムパスワード/ビンゴ型)
iOS/Android対応の専用モバイルアプリ(旧PassClip L、2024年9月24日に名称変更)。一定時間で変化するワンタイムパスワードをオフラインでも生成します。標準表示に加え、5×5のマスの中に隠したOTPをパターンに沿って読み取る「ビンゴ型」表示にも対応。画面を覗かれてもOTPを読み取れない独自の仕組みです。
🔷 PassLogic Authenticator ログインプロテクト(+生体認証)
モバイルアプリで「ログインプロテクト」を解除した60秒間だけログインを受け付ける方式。それ以外の時間は正解のOTPを入力してもログイン不可となり、不正アクセスの受付時間を極限まで減らせます。解除時にスマートフォンの生体認証(指紋・顔)を利用することで、最高度の安全性と利便性を両立します。
🔷 ハードウェアトークン(飛天ジャパン製/タレス製)
ボタンを押すだけでOTPを生成するキーホルダー型・カード型のハードウェアトークンに対応。OATH準拠で、保証年数1~5年の複数ラインナップから選択可能。PINコードと組み合わせれば「知識+所有物」の多要素認証となります。スマホ配布が難しい環境や、セキュアルームでの利用に最適です。
🛡️ Windows OS認証強化(PassLogic for Windows Desktop Ver. 3.1.0)
Windows OSのサインインを多要素認証で強化する専用モジュール。Active Directoryアカウント・Microsoftアカウント・ローカルアカウントのすべてに対応し、ADサーバーは必須ではありません。クライアントアプリはサイレントインストールに対応。
- 対応OS:Windows Server 2022/2019/2016、Windows 11/10 Pro/Enterprise(64bit)
- オフライン認証:最大1万件の乱数表と正解値をあらかじめ保存し、オフライン時も認証可能
- シームレスサインオン:Windowsサインイン後はウェブアプリへシングルサインオン
🔷 PassLogic Bridge – M365用セカンダリ認証
Microsoft Entra IDの外部MFAとしてPassLogicを組み込む機能。PassLogic認証(マトリックス方式)・PassLogic Authenticator・ハードウェアトークンの3種類から認証方法を選択でき、Intuneのデバイス制限と組み合わせることで、スマートフォンや専用機器を配布せずにデバイスレス多要素認証を実現します。
- Entra ID管理画面から直接ユーザー追加可能(従来のSAML連携より設定がシンプル)
- ID入力回数が2回 → 1回に削減され、ユーザー負荷を軽減
- SSOはEntra ID配下で動作。Entra ID P1/P2以上が必要
📊 ID管理・SSO・アクセスコントロール
ユーザー管理をMicrosoft Entra ID・AD(LDAP)・PassLogicのいずれかで一元化可能。LDAP認証連携/LDAP ID同期/Microsoft Entra ID同期(双方向)により、手作業や重複登録を削減します。役職・部署・IPアドレス・端末・時間など多様な条件でアクセスを制御でき、SAML/RADIUS/リバースプロキシによるSSO連携で幅広い業務システムをカバーします。
クラウド版 vs パッケージ版 機能比較表
PassLogicはクラウド版とパッケージ版の2形態で提供。同じ認証機能を備えつつ、ID連携や細かなカスタマイズ要件で選択できます。
| カテゴリ | 機能 | クラウド版 | パッケージ版 |
|---|---|---|---|
| 認証方法 | PassLogic認証/クライアント証明書/Cookie認証 | ● | ● |
| 顔認証(Web顔認証)※2026年5月対応予定・オプション | ● | ● | |
| PassLogic Authenticator(OTP/ビンゴ型/ログインプロテクト/+生体) | ● | ● | |
| ハードウェアトークン | ● | ● | |
| Windows OS認証強化 | ● | ● | |
| ユーザー管理 | 管理画面からの手動登録/更新 | ● | ● |
| CSVファイル一括登録/更新(管理画面から) | ● | ● | |
| AD(LDAP)からの自動更新 | ― | ● | |
| CSVファイル読み込みによる自動更新 | ― | ● | |
| Microsoft Entra ID同期 | 2026年5月予定 | ● | |
| 連携 | RADIUS/SAML2.0 | ● | ● |
| リバースプロキシ | ― | ● | |
| PassLogic Bridge – M365用セカンダリ認証(オプション) | ● | ● | |
| UIのカスタマイズ | ― | ● | |
| 導入形態 | 導入環境 | クラウド(登録後すぐ) | 専用サーバーへインストール |
| 最小ID数 | 10 ID~ | 20 ID~ | |
| ライセンス形態 | サブスクリプション | サブスクリプション/買切+保守 |
料金体系
PassLogicは、クラウド版とパッケージ版の2形態。どちらもID数に応じたボリュームディスカウントが適用され、大規模運用にも柔軟に対応します。
| プラン | 月額(ID単価) | 最小ID数 | 特長 |
|---|---|---|---|
| クラウド版 | 480円/ID | 10 ID | 申込~数日で利用開始。構築・インストール不要で、運用負荷を最小化。 |
| パッケージ版 | 最大 408円/ID | 20 ID | 自社サーバーにインストール。AD/LDAP連携やUIカスタマイズなど高度要件に対応。 |
※ 表示価格はすべて税別です。
※ ID数に応じたボリュームディスカウントがあり、大規模利用ではID単価がさらに下がります。
※ クラウド版は月額利用料に加えてアカウント開通時の初期手数料がかかります。
※ 顔認証(Web顔認証)機能、PassLogic Bridge – M365用セカンダリ認証機能、ハードウェアトークンは別途オプション費用が発生します。
※ パッケージ版は「サブスクリプションプラン(PL-ES)」と「ソフトウェア&保守購入プラン(PL-EM)」から選択可能です。
※ 正式な見積金額はID数・オプション構成により変動するため、詳細はお問い合わせください。
アーデントでは、デジタル化・AI導入補助金を活用したPassLogicの導入をサポートしています。
多要素認証はサイバーセキュリティ強化の中核施策であり、補助金の対象となる可能性があります。
補助金を活用することで、実質的な導入コストを大幅に抑えることが可能です。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
導入フロー(無料評価版からそのまま利用可能)
PassLogicは無料評価版の環境をそのまま本運用に移行できるため、導入がスムーズです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無料評価版はありますか?期間はどれくらいですか?
A. はい、無料評価版が用意されています。評価版での環境はそのまま本契約後の利用環境として継続できるため、再構築の手間がありません。申込フォーム(https://passlogic.jp/free-trial-form/)から簡単に申し込めます。評価期間やID数など詳細はお問い合わせください。
Q2. クラウド版とパッケージ版、どちらを選べばよいですか?
A. 構築の手間をかけずに早く始めたい場合や、10~数百IDで運用する場合はクラウド版(月額480円/ID~、最小10ID)がおすすめです。AD/LDAP自動連携、リバースプロキシ、UIカスタマイズ、買切ライセンスなど高度な要件がある場合はパッケージ版(最大月額408円/ID、最小20ID)が適しています。
Q3. スマートフォンを配布せずに多要素認証を実現できますか?
A. 可能です。独自の「マトリックス方式」ではブラウザだけでワンタイムパスワードが生成でき、スマートフォンや専用トークンは不要です。また、顔認証(Web顔認証)との組み合わせや、ハードウェアトークン、クライアント証明書、Cookie認証など、スマホに依存しない認証方法を多数用意しています。
Q4. Microsoft 365やEntra IDとの連携はどのように行いますか?
A. SAML2.0連携のほか、オプションのPassLogic Bridge – M365を利用すると、Entra IDの「外部MFA」としてPassLogicをセカンダリ認証に組み込めます。Entra ID管理画面からユーザー追加可能、ID入力1回でSSO可能など、通常のSAML連携より運用負荷が低くなります(Entra ID P1/P2以上が必要)。
Q5. Windows PCのログインにも使えますか?オフラインでも認証できますか?
A. はい。PassLogic for Windows Desktopにより、Windows OSのサインインを多要素認証で強化できます(Windows Server 2022/2019/2016、Windows 11/10 Pro/Enterprise 64bit対応)。オンライン時に最大1万件の乱数表と正解値が保存されるため、オフライン環境でもマトリックス方式やソフトウェア/ハードウェアトークンで認証可能です。
Q6. デジタル化・AI導入補助金は利用できますか?
A. アーデントではデジタル化・AI導入補助金を活用したPassLogicの導入支援を行っています。多要素認証は補助金の対象となる可能性があるため、申請サポートから導入・運用までワンストップでご相談いただけます。詳細はお問い合わせください。
お問い合わせ
PassLogicの導入をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
アーデントでは、デジタル化・AI導入補助金の申請サポートから導入・運用支援まで、ワンストップでサポートしています。
「どの認証方法がうちに合うのか」「既存のEntra IDと組み合わせたい」といったご相談にも、製品知識を持つスタッフが対応いたします。