CLOMO(クロモ)MDMとは?機能・料金・評判と国内シェアNo.1の理由・位置情報管理を中小企業向けに解説

社用スマホやタブレット、PCが増えるほど、「誰がどの端末を使い、紛失時にどう守るか」という管理の悩みは大きくなります。CLOMO(クロモ)MDMは、株式会社アイキューブドシステムズが提供する、国内シェアNo.1(同社発表)のクラウド型MDM(モバイルデバイス管理)サービスです。iPhone・iPad・Android・Windows・Macといった複数OSの端末を1つの画面で一元管理でき、盗難・紛失時のリモートロックや位置情報の検知、アプリ配信、利用制限までをまとめて行えます。
この記事では、中小企業の経営者・情報システム担当の方に向けて、CLOMO MDMの機能・料金・評判・メリット/デメリット・選び方を、専門用語をかみくだいて解説します。導入費用を「デジタル化・AI導入補助金」で抑える考え方もあわせてご紹介します。
CLOMO(クロモ)MDMとは?どんなサービス?
CLOMO MDMは、2001年創業のアイキューブドシステムズが提供するクラウド型のMDM/EMM(モバイルデバイス管理)です。ハードウェアやサーバーの購入は不要で、申込から3営業日程度で使い始められます。5台の小規模から10,000台を超える大規模運用までスケールできるため、成長中の中小企業にも合わせやすいのが特長です。GoogleからAndroid端末の高度管理を認める「Android Enterprise Recommended」認定を、グローバルで10社のうちの1社として取得している点も信頼の裏づけになっています。
| 製品名 | CLOMO MDM(クロモ エムディーエム) |
| 提供元 | 株式会社アイキューブドシステムズ(2001年創業) |
| 種別 | クラウド型MDM/EMM(モバイルデバイス管理) |
| 対応OS | iOS/iPadOS/macOS/Android/Windows 11 |
| 市場シェア | 国内MDM市場でシェアNo.1(同社発表) |
| 認定 | Android Enterprise Recommended(グローバル10社の1社) |
| 対応規模 | 5台〜10,000台超 |
| 利用開始まで | 申込から3営業日程度 |
| 料金の目安 | 初期19,800円+基本利用料 月2,100円+1デバイス 月300円〜(税別) |
なぜ今、MDM(端末管理)が必要なのか?
テレワークやBYOD(私物端末の業務利用)が広がり、社外に持ち出す端末が増えました。スマホやタブレットは「小さなPC」であると同時に、電車内での置き忘れ・盗難、偽SMS(スミッシング)、公衆Wi-Fiの盗聴など、モバイルならではの入口を狙われます。端末が1台でも社外で失われれば、中に入った顧客情報やメールがそのまま漏えいにつながりかねません。
こうしたリスクに対して、「どの端末が・どこにあり・どう使われているか」を遠隔から把握し、いざという時にロックや初期化ができる仕組み=MDMが、中小企業でも欠かせない備えになっています。CLOMOのようなクラウド型MDMなら、専任のIT担当が少ない会社でも無理なく運用を始められます。
▶ 関連記事:法人スマホのモバイルセキュリティ対策|MDM・モバイルEPPの違いと費用相場・製品の選び方
CLOMO MDMの主な機能は?
CLOMO MDMは、「盗難・紛失対策」「デバイスの統制」「資産の見える化」の3つを軸に、モバイル運用に必要な機能をワンストップで提供します。代表的な機能を整理しました。

| 機能カテゴリ | 主な機能 |
|---|---|
| 盗難・紛失対策 | リモートでのロック/データ削除(ワイプ)、位置情報の検知 |
| デバイスの統制 | カメラ等の機能制限、パスコードの強制、ITポリシーの自動適用 |
| アプリ管理 | アプリの配信・強制インストール/削除、社内アプリの配布 |
| 資産の見える化 | OS・端末情報・インストール済みアプリの自動取得 |
| リスク検知 | root化・脱獄の検知と管理者通知、電子証明書の強制インストール |
| 運用支援 | Windows Updateの管理、隠れ残業を抑える「ワーク・スマート機能」、管理者権限の階層化 |
CLOMOの「位置情報管理」では何ができる?
CLOMO MDMは、管理画面から端末のおおよその位置情報を検知できます。「社用スマホが見当たらない」というときに、まず位置を確認し、必要ならその場でリモートロックやデータ削除を実行する、といった一連の紛失対応をスピーディに行えます。営業車や現場に配布した端末の状況把握にも役立ちます。
ただし、位置情報はプライバシーにも関わるため、私物端末(BYOD)で使う場合は「どこまで取得するか」を社内ルールで明確にしておくことが大切です。また、iOSなどOS側の仕様変更により、位置情報の取得条件が変わる場合があるため、最新の対応状況は導入時にご確認ください。
CLOMO MDMの料金・費用はいくら?
CLOMO MDMの料金は、「基本利用料(月額)+デバイスごとのライセンス料」という分かりやすい構成です。必要なセキュリティ機能はオプションで追加できます(金額はすべて税別・目安です)。
| 初期費用 | 19,800円 |
| 基本利用料 | 月額 2,100円(1契約あたり) |
| ライセンス(1デバイス) | 月額 300円〜 |
| 最低契約台数 | 5ライセンス(以降は1台から追加可) |
| 無料トライアル | あり(本番同等の機能をお試し可・期間や台数は要確認) |
| 主なオプション (1台・月額) |
リモートオペレーション24/365 170円/情報漏洩対策(TRUST DELETE)550円/モバイル向けセキュリティ対策 120円〜 ほか |
| 補助金 | デジタル化・AI導入補助金の対象(アーデントが申請を支援) |
たとえば10台で使う場合、基本利用料2,100円+ライセンス300円×10台=月3,100円程度が目安です。実際の金額は台数やオプション、契約形態で変わるため、正確な費用は無料の見積もりでご確認ください。年額プランも用意されています。
CLOMO MDMのメリットは?
- マルチOSを1画面で一元管理:iPhone・Android・Windows・Macが混在していても、同じ管理画面でまとめて管理できます。
- 国産で日本語サポートが手厚い:問い合わせへの対応が早く、金融機関の要件や監査部門からも評価されてきた実績があります。
- 小規模から大規模までスケール:5台から始めて、10,000台超まで拡張可能。申込から3営業日程度で開始できます。
- 誰でも使いやすい管理画面:ブラウザから「区分選択→端末選択→コマンド実行」の3ステップで操作でき、専任担当がいなくても運用しやすい設計です。
▶ 関連記事:端末管理3製品 徹底比較|Microsoft 365 vs Google Workspace vs LANSCOPE
CLOMO MDMのデメリット・注意点は?
導入前に、次の点は理解しておくと失敗しません。
- 情報の反映にタイムラグが出る場合がある:端末情報の同期は即時ではなく、更新タイミングにより数分〜のずれが生じることがあります。
- OSの仕様変更の影響を受ける:iOSなどのアップデートで、位置情報取得など一部機能に制限がかかる場合があります。
- Androidはエージェント(専用アプリ)の導入が必要:端末側にアプリを入れる運用になります。
- ウイルス対策(モバイルEPP)は別枠:MDMは「端末の管理・統制」が主目的です。マルウェアやフィッシングを防ぐ脅威対策は、オプションや別製品で補うのが基本です。
▶ 関連記事:MDMとモバイルEPP(脅威対策)は“両輪”|違いと費用・製品の選び方
CLOMO MDMの評判・口コミは?
実際の利用者からは、次のような声が挙がっています(要約)。
良い評判
- 余計なボタンがなく、誰でも直感的に使える。
- 端末を紛失しても、遠隔でロック・データ削除ができるので安心。
- AndroidとiPhoneを同じ画面で一括管理できて運用が楽。
- 国産で日本語サポートが充実。金融機関のセキュリティ要件にも対応できた。
気になる評判・注意点
- 端末情報の即時同期がほしい、という改善要望がある。
- iOSの仕様変更時に一部機能の挙動が変わることがある。
総じて「使いやすさ」「紛失対策」「国産サポート」への評価が高く、専任のIT担当を置きにくい中小企業と相性が良いMDMだといえます。
CLOMOとMicrosoft Intune(M365標準)は何が違う?
「Microsoft 365にもIntuneという端末管理が付いている」とよく聞かれます。すでにM365 Business Premiumを契約済みなら、まずはIntuneで始めるのも一つの手です。一方で、マルチOSの細かな統制・位置情報・国産の手厚いサポートを重視するなら、専用MDMのCLOMOが有力になります。代表的なMDMを並べて整理しました。
| 項目 | CLOMO MDM | Microsoft Intune | Optimal Biz |
|---|---|---|---|
| 提供元 | アイキューブドシステムズ | Microsoft | オプティム |
| タイプ | 国産クラウドMDM/EMM | M365標準のMDM | 国産クラウドMDM |
| 対応OS | iOS/macOS/Android/Windows 11 | iOS/Android/Windows/macOS | iOS/Android/Windows/macOS |
| 位置情報 | ○ | △(条件あり) | ○ |
| 日本語サポート | ○(手厚い) | △(グローバル中心) | ○ |
| 料金の目安 | 初期19,800円+月300円〜/台 | M365 Business Premium (月3,298円/人)に同梱 |
月300円台〜/台(要見積り) |
| 向く企業 | マルチOSを国産・手厚いサポートで一元管理したい中小 | すでにM365 Business Premium導入済み | 国産で幅広い規模に対応したい |
| 詳細 | 詳細を見る | M365で完結 | 各社HP |
料金は各社の契約形態で変わります。最新の金額や機能は各社の公式情報でご確認ください。より詳しい比較は、上記の関連記事もあわせてご覧ください。
補助金で導入コストは抑えられる?
CLOMO MDMは「デジタル化・AI導入補助金」の対象ツールとして申請できる場合があり、うまく活用すれば初期費用や利用料の負担を大きく減らせます。アーデントは補助金を活用した導入支援を行っており、対象要件の確認から申請、導入・運用までをまとめてサポートします。
補助金の対象範囲・補助率・公募スケジュールは年度ごとに変わります。最新の公募要領を確認のうえ、判断に迷う場合は専門家へご相談ください。
▶ 関連記事:セキュリティ対策の費用は補助金で抑えられる?デジタル化・AI導入補助金2026の対象・補助率・申請の流れ
CLOMO MDM・他のMDMの選び方は?
MDMを選ぶときは、次の5つのポイントで自社の要件を整理すると、過不足のない選定ができます。
- 対応OS:自社の端末構成(iPhone/Android/Windows/Mac)にすべて対応しているか。
- 必要な機能の範囲:紛失対策・位置情報・アプリ配信・利用制限など、必要な機能がそろっているか。
- サポート体制:日本語での問い合わせ対応や導入支援があるか。
- 料金と拡張性:台数の増減に柔軟に対応できるか。オプションの過不足はないか。
- 補助金・導入支援:補助金の対象か、導入から運用まで伴走してくれる支援があるか。
▶ 関連記事:IT資産管理ツールの比較|法人向けおすすめ製品と費用相場・クラウド型の選び方
よくある質問(Q&A)
Q. CLOMOはスマホだけでなくPCも管理できますか?
A. はい。iPhone/Androidに加え、Windows 11・macOSのPCも一元管理できます。Windows Updateの適用タイミングの制御も可能です。
Q. 私物スマホ(BYOD)でも使えますか?
A. 利用できます。ただしBYODでは、業務データとプライベートの分離や、位置情報をどこまで取得するかを社内ルールで決めておくことが大切です。
Q. 端末を紛失したらどう対応できますか?
A. 管理画面からリモートでロック・データ削除(ワイプ)を実行でき、位置情報の検知も可能です。情報漏えいを最小限に抑えられます。
Q. Microsoft 365のIntuneがあればCLOMOは不要ですか?
A. M365 Business Premiumを契約済みなら、まずIntuneで始めるのも有効です。マルチOSの細かな統制・位置情報・国産の手厚いサポートを重視する場合はCLOMOが有力な選択肢になります。
Q. 何台から契約でき、料金はどれくらいですか?
A. 最低5ライセンスから契約できます。初期19,800円+基本利用料月2,100円+1台あたり月300円〜(税別)が目安で、補助金の活用でさらにコストを抑えられます。
まとめ|CLOMO MDMで社用端末を「まとめて・安全に」管理する
CLOMO MDMは、iPhone・Android・Windows・Macといった複数OSの端末を1つの画面で一元管理できる、国内シェアNo.1(同社発表)のクラウド型MDMです。
リモートロックやデータ削除、位置情報の検知、アプリ配信、利用制限までをまとめて行え、専任のIT担当が少ない中小企業でも運用しやすいのが強みです。
一方で、ウイルスやフィッシングを防ぐ「モバイルEPP(脅威対策)」は別枠のため、MDMと組み合わせて“両輪”で備えるのが基本になります。
アーデントは、CLOMOの導入をデジタル化・AI導入補助金を活用してご提案し、対象要件の確認から申請・導入・運用までを一貫して支援します。
「社用スマホの管理をそろそろ仕組み化したい」という中小企業の経営者・情シス担当の方は、まずはお気軽にご相談ください。