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Webフィルタリングソフト比較|法人向けおすすめ製品と選び方・料金相場【中小企業向け】

Webフィルタリングソフト比較 法人向けおすすめ

「危険なサイトやフィッシングページへのアクセスを止めたい」「業務に関係ないサイトの閲覧を制限したい」——こうした課題に効くのがWebフィルタリングソフトです。結論から言うと、中小企業がまず選ぶべきは、サーバー構築が不要で社外の端末もそのまま守れるクラウド型です。
本記事では、法人向けWebフィルタリングソフトの種類・料金相場・選び方を整理し、国内シェアNo.1の「i-FILTER」シリーズをはじめとする主要3製品を比較します。導入費用はデジタル化・AI導入補助金で抑えられる可能性がある点も、あわせて解説します。

Webフィルタリングソフトとは?何ができる?

Webフィルタリングソフトとは、社員がアクセスしようとするWebサイトを判定し、危険なサイトや業務に不要なサイトへの通信を自動で遮断する仕組みです。ウイルス対策ソフト(EPP)が「入ってきた脅威」を検知するのに対し、Webフィルタリングは「危険なサイトに触れる前」に止める“入口対策”にあたります。

主な機能は次のとおりです。

  • URLフィルタリング:フィッシング・マルウェア配布・不正サイトへのアクセスを遮断
  • カテゴリ別のアクセス制限:ギャンブル・アダルト・SNSなど、部署や役職ごとにルールを設定
  • ログ取得・レポート:誰がいつどのサイトを見たかを記録し、内部統制や情報漏洩調査に活用
  • シャドーIT・生成AIの制御:許可していないクラウドサービスや、ChatGPTなど生成AIへの入力を制御

なぜ今、法人にWebフィルタリングが必要なのか?

サイバー攻撃の多くは、悪意のあるサイトへの誘導(フィッシング)から始まります。社員が1回リンクを踏むだけで、認証情報の窃取やランサムウェア感染につながるため、「危険なサイトに到達させない」入口対策の重要性が高まっています。
また、テレワークの普及で社外に持ち出した端末のWeb通信が見えにくくなり、私的利用や情報漏洩のリスクも増えています。ログを取得しておくことは、改正個人情報保護法で求められる漏洩時の報告対応でも役立ちます。

▶ 関連記事:クラウドサービスは安全?Microsoft 365・Google Workspaceのセキュリティ

Webフィルタリングソフトにはどんなタイプがある?

提供形態によって、導入のしやすさ・守れる範囲・費用が大きく変わります。中小企業では、初期投資を抑えて社外端末も守れるクラウド型が現実的な選択肢です。

Webフィルタリングの3タイプ 端末型・クラウド型・UTM型の構成図
タイプ 特徴 向いている会社 料金相場(目安)
エンドポイント型
(端末エージェント)
PC・スマホに導入。社内でも社外でも同じルールで守れる。 テレワーク・持ち出し端末が多い会社 月300〜700円/台
クラウドプロキシ型 Web通信をクラウドで判定・遮断。サーバー構築が不要で導入が早い。 情シス専任がいない中小企業 月300〜1,000円/人
UTM・ゲートウェイ内蔵型 拠点の出口(UTM/ファイアウォール)でまとめて制御。 拠点内の固定端末が中心の会社 UTM本体費用に含む
M365・GWS標準機能 一部のURL制御は可能だが、専用製品ほど細かい制御・ログは取れない。 まず最低限だけ始めたい会社 追加費用なし(一部)

法人向けおすすめWebフィルタリングソフトを比較

アーデントが取り扱う主要3製品を、タイプ・強み・料金で比較します。国産で導入実績が豊富な「i-FILTER」シリーズを中心に、Web通信をクラウドで守るSASE型まで、自社の使い方に合わせて選べます。

項目 i-FILTER ブラウザー&クラウド Ver.4 i-FILTER@Cloud Webセキュリティ Plus
提供元 デジタルアーツ デジタルアーツ Check Point Harmony
タイプ 端末エージェント型
(社内外のPC・スマホ)
クラウド型
ホワイト運用
SASE/クラウドプロキシ型
主な強み SaaS型URLフィルタでシェアNo.1(55.6%)。悪性URL検出率96.3%。標準ブラウザーも専用ブラウザーも選べる。 特許取得の「ホワイト運用」で未登録の未知URLも遮断。ChatGPT等へのAIチャットフィルターを標準搭載。 Web通信をクラウドで判定・HTTPS復号検査まで対応。第三者評価で最新マルウェアの99%を遮断。
対応端末 iOS/Android/Windows Windows/Mac
(AD・SAML連携)
Windows/macOS
料金目安 年額制・要見積り 月600円〜/人
(有害情報対策版500円〜)
初期6万円+月1,580円/台
こんな会社に 社内外のすべての端末を1つの仕組みでまとめて管理したい。 未知の脅威や生成AIからの情報漏洩まで、しっかり止めたい。 Webの出口をゼロトラストで固め、EDRと多層防御を組みたい。
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いずれも国内サポートが受けられ、デジタル化・AI導入補助金の活用対象になり得る製品です。「どのタイプが自社に合うか分からない」という場合は、使い方をお聞きしたうえで最適な組み合わせをご提案します。

料金相場はいくら?費用の内訳は?

Webフィルタリングソフトの費用は、提供形態と台数(人数)で決まります。クラウド型なら1人あたり月額数百円から始められ、サーバー構築の初期費用がかからないのが中小企業に向いています。

提供形態 初期費用の目安 月額の目安
クラウド型 無料〜数万円 300〜1,000円/人
端末エージェント型 無料〜数万円 300〜700円/台
サーバー構築型 数十万円〜 保守費用として別途
UTM内蔵型 UTM本体費用に含む 本体費用に含む

費用は主に「①ライセンス(人数・台数ぶんの月額/年額)」「②初期費用(設定・導入支援)」「③運用コスト(ルール調整・ログ確認の手間)」の3つに分かれます。
クラウド型は②③を小さく抑えやすいのが特徴です。台数が増えるほど1台あたりの単価が下がる製品もあるため、正確な金額は見積もりで確認しましょう。

▶ 関連記事:法人向けセキュリティソフトの料金・月額相場はいくら?費用の内訳と補助金で抑える方法

導入前に知っておきたいデメリット・注意点は?

便利なWebフィルタリングにも、導入前に押さえておきたい注意点があります。

  • 過剰にブロックすると業務に支障が出る:厳しくしすぎると必要な業務サイトまで止まる。カテゴリ設定は段階的に調整する。
  • ルールの運用・見直しに手間がかかる:許可/ブロックの申請対応が発生する。管理画面が分かりやすい製品を選ぶ。
  • 月額の継続コストがかかる:人数が増えると費用も増える。補助金の活用で初期負担を抑えたい。
  • これ1つで全部は守れない:入口対策なので、EPP/EDRやメール対策と組み合わせた多層防御が前提。

どう選べばいい?中小企業の選び方5ポイント

  1. 提供形態:情シスが手薄なら、サーバー不要のクラウド型を第一候補に。
  2. 社外端末に対応しているか:テレワークがあるなら、持ち出し端末も守れるかを必ず確認。
  3. URLデータベースの精度と実績:官公庁・教育機関などの導入実績は信頼性の目安になる。
  4. ログ・レポート機能:漏洩調査や内部統制に使えるログが取れるか。
  5. 生成AI・シャドーIT対策:ChatGPT等への入力制御など、今の業務に合った機能があるか。

▶ 関連記事:生成AIの業務利用ガイドラインの作り方|ChatGPT・Copilotの情報漏洩リスク

費用は補助金で抑えられる?

Webフィルタリングソフトの導入は、デジタル化・AI導入補助金(旧・IT導入補助金)の対象になり得ます。対象ツールとして登録された製品であれば、費用の一部が補助され、実質的な負担を抑えられます。
補助率や上限額・要件は年度の公募要領によって変わるため、最新の要件確認と、申請にあたっては専門家への相談をおすすめします。アーデントでは補助金を活用した導入支援を行っており、対象製品の選定から申請サポートまで対応可能です。

よくある質問(Q&A)

Q. Webフィルタリングとウイルス対策ソフトは何が違いますか?

A. ウイルス対策ソフト(EPP)は端末に入ってきたファイルやプログラムの脅威を検知・駆除します。一方、Webフィルタリングは危険なサイトに「アクセスする前」に通信を止める入口対策です。役割が異なるため、両方を組み合わせるのが基本です。

Q. Microsoft 365やGoogle Workspaceの標準機能だけでは足りませんか?

A. 一部のURL制御は可能ですが、カテゴリ単位の細かい制御や詳細なログ取得は専用製品ほど柔軟ではありません。しっかり運用したい場合は専用のWebフィルタリング製品をおすすめします。

Q. テレワークの社外端末も守れますか?

A. クラウド型や端末エージェント型なら、社外に持ち出したPC・スマホも社内と同じルールで守れます。i-FILTERシリーズやWebセキュリティ Plusはいずれも社外端末に標準対応しています。

Q. 導入までどのくらいの期間がかかりますか?

A. クラウド型はサーバー構築が不要なため、設定と検証を含めて数日〜数週間で始められるケースが多いです。まず一部の部署で試験運用し、ルールを調整してから全社展開すると失敗が少なくなります。

Q. 生成AI(ChatGPT)への情報入力も制御できますか?

A. できます。i-FILTER@CloudはAIチャットフィルターを標準搭載しており、ChatGPTやGeminiなどへの入力内容を制御して、機密情報の漏洩を防ぎながら安全に活用できます。

まとめ

Webフィルタリングソフトは、危険なサイトへのアクセスを未然に止める“入口対策”として、フィッシングやランサムウェアの起点をふさぐ重要な仕組みです。
中小企業がまず選ぶなら、サーバー構築が不要で社外端末も守れるクラウド型が現実的です。
国内シェアNo.1の「i-FILTER ブラウザー&クラウド」、未知URLまで止めるホワイト運用の「i-FILTER@Cloud」、Web出口をゼロトラストで固める「Webセキュリティ Plus」が有力な選択肢になります。
費用はデジタル化・AI導入補助金で抑えられる可能性があるため、対象製品の選定とあわせて検討するのがおすすめです。
「自社にどのタイプが合うか」「補助金は使えるか」など、まずはお気軽にご相談ください。

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