• ホーム
  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)の料金はいくら?台数別(5・10・30・50・100台)の年間費用と途中追加・更新の計算方法|マネージドXDR・TrendAI Core・他社との比較【中小企業向け】

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)の料金はいくら?台数別(5・10・30・50・100台)の年間費用と途中追加・更新の計算方法|マネージドXDR・TrendAI Core・他社との比較【中小企業向け】

社用パソコンとスマホのセキュリティソフトの費用を見積書で確認している事務担当者

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS。トレンドマイクロのクラウド型の法人向けウイルス対策)の料金は、当社の価格で1台あたり年6,600円(月換算550円・税別)です。
10台なら年66,000円、30台なら年198,000円、100台なら年660,000円と、台数にそのまま比例します。

ただし、実際の見積りでは「スマホは何本と数えるのか」「年度の途中で1台増えたらいくらか」「更新は安くなるのか」で金額が変わります。
この記事では、VBBSSの費用を台数別に試算したうえで、上位のマネージドXDR、TrendAI Endpoint Security(Core・Essentials)、他社製品との違いまで整理します。

この記事の要点

  • VBBSSは1台年6,600円(税別)。5台33,000円・30台198,000円・100台660,000円で、台数が増えても単価は下がりません。
  • スマホ・タブレットも1台1ライセンスで数えます。PC30台+スマホ20台なら50ライセンス=年330,000円です。
  • 年度の途中で増やす分は残りの月数だけの「追加ライセンス」で払います(例:6か月残りで1台約3,300円)。
  • 更新は新規と同じ単価です。コーポレートエディション(オンプレ版)のように「更新は約半額」にはなりません。
  • スマホが多い会社は、TrendAI Endpoint Security+モバイル(1台年850円相当)のほうが安くなる場合があります。

VBBSSの料金表は?上位プランとの違いは?

当社で取り扱っているトレンドマイクロのエンドポイント製品は、次の4つです。いずれも1ライセンスで1台を守り、最低1ライセンスから契約できます。

項目 VBBSS VBBSS マネージドXDR TrendAI Endpoint Security Core TrendAI Endpoint Security Essentials
年額(税別・1台) 6,600円 14,400円 7,650円(45クレジット) 11,050円(65クレジット)
月換算 550円 1,200円 638円 921円
向いている会社 まずは基本のウイルス対策をクラウドで 監視と初動対応まで任せたい PCと基本的なサーバーをまとめて管理したい EDR/XDRまで含めて統合管理したい
EDR(侵入後の調査) △(挙動監視のみ) 〇(監視・運用支援つき) △(オプション) 〇
情報漏えい対策 〇 〇 × 〇
月次レポート・初動対応支援 × 〇 × ×
詳細 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

TrendAI Endpoint SecurityはTrendAI Flex(クレジット制)の1クレジット170円(税別)で換算した、1台・12か月あたりの目安です。
クレジット制の仕組みは別記事で詳しく解説しています。

▶ 関連記事:Trend Vision One(TrendAI)の価格はいくら?クレジット制の料金の決まり方と10台・30台・100台の費用シミュレーション

台数別(5・10・30・50・100台)だと、年間いくら?

当社の価格(税別)で、1年分のライセンス費用を台数別に計算しました。

台数 VBBSS VBBSS マネージドXDR TrendAI Core TrendAI Essentials
5台 33,000円 72,000円 38,250円 55,250円
10台 66,000円 144,000円 76,500円 110,500円
30台 198,000円 432,000円 229,500円 331,500円
50台 330,000円 720,000円 382,500円 552,500円
100台 660,000円 1,440,000円 765,000円 1,105,000円

どの製品も台数に比例しています。NECが公開しているVBBSSの希望小売価格表も、新規・更新ともに1台6,791円・10台67,910円・100台679,100円・1,000台6,791,000円と、数量による割引がない設計です(税別)。
販売店によって単価は少しずつ違うため、表の金額は「当社で見積もった場合の目安」としてご覧ください。

「台数をまとめれば安くなる」と思って予算を組むとずれます。VBBSSもTrendAI Flexも、ライセンス数による段階的な値引き(ランク制)がありません。
台数が多い会社ほど、1台あたりの単価がそのまま総額に効いてきます。

スマホやタブレットは、何ライセンスと数える?

端末ごとのライセンス・途中追加の月割り・更新は同じ単価を並べた図

「法人向けライセンス」でつまずきやすいのが数え方です。
販売店(ダイワボウ情報システム経由の通販サイト)の案内では、VBBSSは端末1台につき1ライセンスで数え、スマホ・タブレットも1台1ライセンスです。

使い方 必要なライセンス 備考
1人がPC1台 1 もっとも基本の形
1人がPC1台+会社支給スマホ1台 2 人数ではなく端末数で数える
3人で共用するPC1台 1 共用端末は1台として数える
iPad・Androidタブレット 1台ごとに1 スマホと同じ扱い
Chromebook ログインするユーザーごと 端末でなくユーザーで数える

たとえばPC30台+社用スマホ20台の会社は、VBBSSなら50ライセンス=年330,000円です。
スマホ分だけで年132,000円かかるため、スマホの多い会社は次の組み合わせも比べる価値があります。

構成(PC30台+スマホ20台・1年) PC分 スマホ分 合計
VBBSSで全部 198,000円 132,000円 330,000円
TrendAI Core+モバイル(5クレジット) 229,500円 17,000円 246,500円
TrendAI Essentials+モバイル 331,500円 17,000円 348,500円

TrendAIのモバイル保護は1台5クレジット(約850円)なので、スマホが10台を超えるあたりからCoreの構成のほうが安くなります。
ただしTrendAI Coreには情報漏えい対策が含まれないなど、機能の範囲が違うため、金額だけでなく中身で選んでください。スマホの管理(紛失時のロックなど)まで必要ならMDMの検討も必要です。

▶ 関連記事:MDMの費用はいくら?台数別(10・30・50・100台)の料金試算|CLOMO・LANSCOPE・ISM CloudOne・Intuneを比較

年度の途中で1台増やしたら、いくらかかる?

VBBSSのライセンスは1年単位で、途中で増やす分は「追加ライセンス」として、追加した月から契約の終わりの月までの月数分だけ払います。
NECの価格表では、1台・1か月分が566円(希望小売・税別)で、1年分6,791円のちょうど12分の1です。

例(当社価格・月550円で計算) 追加する台数 残りの月数 追加費用
4月契約・10月に新入社員分を追加 2台 6か月 6,600円
4月契約・7月に支店を開設 10台 9か月 49,500円
4月契約・翌2月にPCを入れ替え(台数増) 3台 2か月 3,300円

追加ライセンスの終了日は、もとの契約と同じ日にそろいます。
そのため、次の更新では全台を同じタイミングで1年分更新することになり、管理がばらばらになりません。月割りの単価は販売店で異なるため、正式な金額は見積りで確認してください。

PCを入れ替えるだけなら、ライセンスの追加は不要です。古いPCからVBBSSを外し、新しいPCに入れれば同じライセンスを使えます。
新旧を並行して動かす期間がある場合だけ、一時的に台数が増える点に注意してください。

更新は安くなる?台数を減らせる?

VBBSSの更新価格は新規と同じです。NECの価格表でも新規1台6,791円・更新1台6,791円と同額で、「更新は割安」という設計ではありません。
一方で、更新のときに購入本数を減らすことはできます。退職や端末の整理で台数が減ったら、更新の前に実際に使っている台数を数え直しましょう。

項目 VBBSS(クラウド型) コーポレートエディション Plus(オンプレ型) TrendAI Flex(クレジット制)
台数による値引き なし(比例) あり(ランク制) なし(比例)
更新の単価 新規と同じ 新規の約半額(販売店例) 新規と同じ
管理サーバー 不要 必要(自社で運用) 不要
途中の追加 月割りの追加ライセンス 追加購入 クレジットの追加購入

コーポレートエディション(Apex One系のオンプレ版)は更新が安く見えますが、管理サーバーの本体・OS・保守・バージョンアップ作業がかかります。
オンプレ版からの移行を考えている会社は、サーバー関連の費用まで足して比べてください。

▶ 関連記事:ウイルスバスター コーポレートエディション(Corp)とは?Plus・Client/Server Suite Premiumの違いとライセンスの選び方

他社のウイルス対策と比べると、高い?安い?

30台で1年使った場合の目安を並べました(税別・当社取扱製品の価格)。守れる範囲が違うので、単純な安さだけで決めないことが大切です。

製品(30台・1年) 年額 特徴
Sophos Endpoint 100 150,120円 100ユーザーまでの限定価格。EDRは原因分析のみ
ESET PROTECT Entry 178,200円 軽い動作。最低6ライセンス。ランサム対策・FWは含まない
VBBSS 198,000円 情報漏えい対策・USB制御つき。最低1ライセンス
ESET PROTECT Advanced 232,200円 サンドボックス・暗号化つき
SentinelOne データお守り隊 360,000円 24時間のSOC監視つきEDR・サイバー保険50万円
VBBSS マネージドXDR 432,000円 監視・月次レポート・初動対応支援つき

VBBSSは中間の価格帯で、情報漏えい対策(個人情報の持ち出しブロック)とUSB制御が最初から入っているのが特徴です。
顧客情報を多く扱う会社には向いていますが、「侵入された後の調査」まで必要なら、監視つきのEDRと比べる必要があります。比較して選びたい方は、ほかの製品も含めた法人向けセキュリティソフト7社一括比較もあわせてご覧ください。

▶ 関連記事:ESETとウイルスバスターは法人ならどっち?ESET PROTECTとビジネスセキュリティサービスの料金・機能・EDR・スマホの数え方を台数別に比較

VBBSSの見積りを相談する

監視まで任せるなら、マネージドXDRと監視つきEDRはどちらが安い?

VBBSS マネージドXDRは1台年14,400円で、EDRの監視・月次レポート・リモート隔離・初動対応支援がつきます。
同じく監視つきのSentinelOne データお守り隊は1台月1,000円(年12,000円)で、AIによる24時間監視とサイバー保険(最大50万円)がつきます。

項目 VBBSS マネージドXDR SentinelOne データお守り隊
年額(1台) 14,400円 12,000円
30台・1年 432,000円 360,000円
管理画面 日本語(トレンドマイクロ) 英語表記が中心
情報漏えい対策・USB制御 〇 Controlオプション(月1,100円)でUSB制御
サイバー保険 ― 最大50万円
詳細 詳細を見る 詳細を見る

すでにVBBSSを使っていて設定や運用を変えたくない会社はマネージドXDR、費用を抑えて保険までつけたい会社はデータお守り隊が候補です。
監視なしのEDRを自社で運用する場合は、警告を確認する人の手間(工数)も費用に含めて比べてください。

▶ 関連記事:EDRの費用はいくら?台数別(10・30・50・100台)の料金試算と「監視付き」の違い

VBBSSの費用は、補助金で抑えられる?

VBBSSのようなクラウド型のセキュリティサービスは、デジタル化・AI導入補助金の対象ITツールとして申請できる場合があります。
通常枠は5万〜450万円で補助率は原則1/2(小規模事業者は最大4/5)、セキュリティ対策推進枠は5万〜150万円でIPAの「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されたサービスが対象です。

どの枠で、どの製品と組み合わせて申請するかで対象になるかが変わります。申請にはSECURITY ACTIONの宣言とGビズIDが必要で、交付決定前に発注・契約したものは対象外です。
要件は公募回ごとに変わるため、公募要領の確認と専門家への相談をおすすめします。

▶ 関連記事:セキュリティ対策の費用は補助金で抑えられる?デジタル化・AI導入補助金2026の対象・補助率・申請の流れ

見積りを取る前に、何を準備すればいい?

手順 やること 費用
1 守る端末を数える(Windows・Mac・スマホ・タブレット・共用PC) 0円
2 今使っているウイルス対策の契約終了日を確認する 0円
3 顧客情報を扱うか、USBの利用を制限したいかを決める 0円
4 侵入後の調査(EDR)や24時間監視が必要かを決める 0円
5 年度内に増える予定の台数を見込む(追加ライセンスの予算) 0円
6 補助金を使うなら、発注前に申請スケジュールを確認する 0円
7 2〜3製品の見積りを同じ台数でそろえて比べる 0円

とくに1の「端末を数える」は、スマホやタブレットを数え忘れて後から追加になるケースが多い部分です。
端末の台帳がない場合は、IT資産管理ツールでの棚卸しもあわせて検討してください。

よくある質問

Q. VBBSSは月額払いできますか?

A. 販売店の案内では年間契約・前払いが基本です。月換算550円は、年額を12で割った目安です。
通信事業者などが月額課金の形で提供しているサービスもあるため、支払い方法にこだわりがある場合は見積りの際にご相談ください。

Q. 1台だけでも契約できますか?

A. 当社では1ライセンスから契約できます。
ただし販売店によって最低購入数の扱いが異なる場合があるため、見積りで確認してください。

Q. 無料で試せますか?

A. 30日間使える評価版があります。
評価版で動作や管理画面の使いやすさを確認してから、正式に契約できます。

Q. 個人向けのウイルスバスターを会社のPCに入れたほうが安くないですか?

A. 個人向けは家庭での利用を前提にした使用許諾で、業務での利用は規約の面で問題になる場合があります。
管理画面でまとめて状態を確認することもできないため、法人ではVBBSSのような法人向け製品を使うのが基本です。

Q. オンプレ版のビジネスセキュリティから乗り換えると、費用はどう変わりますか?

A. ライセンス単価は大きく変わりませんが、管理サーバーが不要になる分、サーバーの本体・OS・保守の費用がなくなります。
移行ツールやハイブリッド(移行ライセンス)の扱いは別記事で解説しています。

Q. 更新を忘れたらどうなりますか?

A. ライセンスの期限が切れると、パターンファイルの更新などの保護が受けられなくなります。
更新の案内が届いたら、実際に使っている台数を数え直してから更新しましょう。

▶ 関連記事:ウイルスバスター ビジネスセキュリティ(オンプレ版)のサポート終了と移行ツール・移行ライセンスの選び方

まとめ:VBBSSの費用は「端末の数×6,600円」で、途中追加と更新を見込んで予算を組む

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスの費用は、当社の価格で1台年6,600円(税別)で、台数にそのまま比例します。
スマホ・タブレットも1台1ライセンスで数え、年度の途中で増やす分は残りの月数だけ払い、更新は新規と同じ単価です。
スマホが多い会社はTrendAI Endpoint Security+モバイル、監視まで任せたい会社はマネージドXDRやSentinelOne データお守り隊も候補になります。
まずは守る端末を数え、同じ台数で2〜3製品の見積りを比べるところから始めてください。

この記事の対策に使える当社取扱製品

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(料金・機能) TrendAI Flex(料金・機能)
ESET PROTECT(料金・機能) SentinelOne データお守り隊(料金・機能)
VBBSSの見積りを相談する