SentinelOneとSophos(ソフォス)は法人ならどっち?料金・台数別の費用・EDRと24時間監視の違い、ファイアウォール・スマホまでまとめて守れるかを比較【中小企業向け】

EDR(侵入された後の動きを記録し、止めるためのセキュリティ)を比べると、最後まで候補に残りやすいのがSentinelOne(センチネルワン)とSophos(ソフォス)です。
どちらも1台から導入でき、ランサムウェアで暗号化されたファイルを元に戻す機能を持つため、「違いが分かりにくい」という相談を多くいただきます。
この記事の結論
- 基本のウイルス対策だけならSophosが安い:Sophos endpoint 100は1台年5,004円で、SentinelOne(当社のデータお守り隊・年12,000円)の約4割です。
- EDR+24時間の監視まで含めるならSentinelOneが安い:データお守り隊は年12,000円でAIの24時間監視とSOC(監視チーム)の対応が付きます。Sophosで同じくEDRを使うXDRは年16,700円〜で、監視は自社で行います。
- 「対処まで人に任せる」なら同じ価格帯:SentinelOne+Completeは年19,920円、Sophos MDRは年19,660円〜。中身は「AI中心で戻す」か「専門家が封じ込める」かで違います。
- 考え方が違う:SentinelOneは「端末の中のAIがその場で止めて戻す」EDR専業、Sophosは「端末・ファイアウォール・メールを同じ画面でまとめて守る」総合型です。
- 情報漏えい対策(DLP)・Web保護・スマホまで1社でそろえたいならSophos、サイバー保険と補助金対応まで含めて手軽に始めたいならSentinelOneが向いています。
この記事では、当社が実際に取り扱っている2製品の料金をもとに、台数別の費用、機能の違い、監視の中身、それぞれの弱点までを、IT担当者が少ない中小企業の方向けに整理します。
SentinelOneとSophosは、どんな会社・製品?
| 項目 | SentinelOne(センチネルワン) | Sophos(ソフォス) |
|---|---|---|
| 本社 | 米国(2013年創業) | 英国(1985年創業) |
| 主力製品 | Singularity | Sophos Endpoint(旧Intercept X) |
| 得意分野 | EDRの専業。端末の中のAIで判断する | ウイルス対策の老舗。端末・ファイアウォール・メールの総合ベンダー |
| 設計の考え方 | 端末内のAIがその場で止め、書き換えられたファイルを元に戻す | 何重もの防御で侵入を手前で止め、暗号化されたファイルも元に戻す |
| 管理画面 | 英語表記が中心 | Sophos Central(日本語表示・他のSophos製品と同じ画面) |
| 当社の提供形態 | SentinelOne データお守り隊(+Control/+Complete) | Sophos endpoint 100/XDR/MDR/MDR Plus |
SentinelOneは「攻撃を見つけて止め、元に戻す」ことに特化した会社です。
Sophosはウイルス対策ソフトの老舗で、いまはファイアウォール(社内ネットワークの出入口の守り)やメールセキュリティまで同じ管理画面で扱えるのが強みです。
▶ 関連記事:EDRとは?ウイルス対策ソフト(AV)・NGAVとの違い
いちばんの違いは何?──「止めて戻す専業」か「まとめて守る総合型」か

SentinelOneは、端末の中にAIを持たせ、その場で「これは攻撃だ」と判断して止めます。
ネットにつながっていなくても判断を続けられ、攻撃者に書き換えられたファイルをワンクリックで元に戻せます。
Sophosは、Web保護(危険なサイトへの接続を止める)、アプリケーション制御、情報漏えい対策(DLP)など、侵入の手前に何重もの防御を置く設計です。
ランサムウェアで暗号化されたファイルを元に戻す仕組み(CryptoGuard)も全プランに入っています。
| 比べるポイント | SentinelOne | Sophos |
|---|---|---|
| 守り方の中心 | 侵入後の検知・遮断・自動修復 | 侵入前の多層防御+侵入後の検知 |
| ネットが切れたとき | 端末内のAIで検知・防御を続けられる | 端末内のディープラーニングで検知を続けられる |
| 暗号化されたファイル | ワンクリックで元に戻す(ロールバック) | 自動で元に戻す(CryptoGuard) |
| Webの危険サイト対策 | —(別製品が必要) | 〇(Web保護・Web制御) |
| ファイアウォールとの連携 | — | 〇(Sophos Firewallと連携し、感染端末を自動隔離) |
| 調査のしやすさ | 攻撃の流れを自動でつなげて表示(ストーリーライン) | XDRで端末・ネットワーク・メールの記録を横断して調査 |
たとえるなら、SentinelOneは「各部屋で自分で判断して鍵を閉め、荒らされた部屋を元に戻す警備ロボット」、Sophosは「門・塀・各部屋の鍵・防犯カメラを1社でまとめて管理する警備会社」です。
どちらが優れているというより、何を重視するかで選び方が変わります。
Sophosの公式比較ページは「SentinelOneにはファイアウォールやメール保護が無い」「ランサムウェアのリモート暗号化の検出に制限がある」と説明していますが、これはSophos側の主張です。
一方SentinelOneは自律型AIによる遮断と自動修復を強みに挙げます。どちらの主張も、自社の環境(ファイアウォールを何で入れているか、メールは何で守っているか)に当てはめて読むことが大切です。
料金はいくら?当社の取扱価格で比べると
当社で取り扱っている2製品の料金は次のとおりです(いずれも税別・1台あたりの年額)。
| 項目 | データお守り隊 | +Control | +Complete | Sophos endpoint 100 | Sophos XDR | Sophos MDR | Sophos MDR Plus |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 年額(1台) | 12,000円 | 13,200円 | 19,920円 | 5,004円 | 16,700円〜 | 19,660円〜 | 28,760円〜 |
| 月額換算 | 1,000円 | 1,100円 | 1,660円 | 417円 | 約1,392円〜 | 約1,638円〜 | 約2,397円〜 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 最低ライセンス数 | 1台から | 1台から | 1台から | 1 | 1 | 1 | 1 |
| EDR | 〇 | 〇 | 〇(上位) | ×(根本原因分析のみ) | 〇 | 〇 | 〇 |
| 人による監視・対処 | AI24時間監視+SOC対応 | 同左+リモート操作代行 | 同左+脅威ハンティング | —(自社で対応) | —(自社で対応) | 〇(24時間365日) | 〇(時間制限なし) |
| 保険・保証 | サイバー保険最大50万円 | 同左 | 同左 | — | — | — | 最大100万米ドルの保証 |
| 上限・割引 | 30台以上で値引き可 | 30台以上で値引き可 | 30台以上で値引き可 | 100ユーザーまで | 10ユーザー以上で単価が下がる | 10ユーザー以上で単価が下がる | 10ユーザー以上で単価が下がる |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
「〜」の付いたSophosの価格は、ユーザー数が増えると単価が下がる表示上の上限です。
また、Sophos endpoint 100は2025年10月に始まった100ユーザーまでの限定特別料金のプランで、EDRは攻撃の原因を後から調べる「根本原因分析」のみ対応です。
参考までに、海外の公式価格の目安(1台あたりの年額)は、SentinelOneがSingularity Core 約69.99ドル、Control 約79.99ドル、Complete 約179.99ドルです。
日本で購入する場合は代理店の価格体系になり、当社のSentinelOneは監視の体制を含めた形で提供しています。海外の価格は為替や時期で変わり、日本での購入価格とは一致しません。
台数別に計算すると、どちらが安い?
台数別の年額を計算すると次のようになります(税別・値引き前の上限)。
| PCの台数 | データお守り隊 | +Complete | Sophos endpoint 100 | Sophos XDR | Sophos MDR |
|---|---|---|---|---|---|
| 5台 | 60,000円 | 99,600円 | 25,020円 | 83,500円 | 98,300円 |
| 10台 | 120,000円 | 199,200円 | 50,040円 | 167,000円 | 196,600円 |
| 30台 | 360,000円 | 597,600円 | 150,120円 | 501,000円 | 589,800円 |
| 50台 | 600,000円 | 996,000円 | 250,200円 | 835,000円 | 983,000円 |
| 100台 | 1,200,000円 | 1,992,000円 | 500,400円 | 1,670,000円 | 1,966,000円 |
「どちらが安いか」は、守る範囲で3回入れ替わる
- 基本の防御だけ:Sophos endpoint 100が最も安く、30台で年150,120円。データお守り隊(360,000円)の約4割です。
- EDR+24時間の目:データお守り隊は年12,000円でEDRとAI監視・SOC対応が付きます。Sophos XDR(16,700円〜)はEDRは使えますが監視は自社です。30台なら年約14万円、データお守り隊が安くなります。
- 対処まで任せる:データお守り隊+Complete(19,920円)とSophos MDR(19,660円〜)はほぼ同額。ここは価格ではなく中身で選ぶ段階です。
Sophos endpoint 100は侵入を手前で止める防御とファイルの復元は強力ですが、侵入後に何が起きたかを詳しく追うEDRや、24時間の監視は含まれません。
情報システムの担当者がいない会社では、「安いプラン+警告を誰も見ていない」状態が最も危険です。
▶ 関連記事:エンドポイントセキュリティの費用はいくら?EPP・EDR・MDRの料金相場
Microsoft 365を使っている会社は、Sophosの数え方が有利?
ライセンスの数え方が両社で違います。
SentinelOne(データお守り隊)はPC1台につき1ライセンスです。Sophosは「同時に動いている端末1台」で1ライセンスと数え、Microsoft 365やGoogle Workspaceのユーザーなら1ライセンスで複数のPCを保護できます。
| こんな使い方 | SentinelOne(データお守り隊) | Sophos |
|---|---|---|
| 1人1台のPC | 1ライセンス | 1ライセンス |
| 1人がデスクトップとノートPCを持つ | 2ライセンス | 同時に使うのが1台なら1ライセンス(M365・GWSユーザーは複数台可) |
| 共用PC・受付PC | 台数分 | 台数分(同時稼働で数える) |
| 社用スマホ | 対象外(PCのみ) | Intercept X for Mobileを別途(10〜24名で1人年3,822円) |
社員1人あたりのPCが多い会社ほど、Sophosの数え方が有利になります。
見積りの前に「社員数」と「PCの台数」を別々に数えておくと、正しく比べられます。
▶ 関連記事:Sophos Intercept X for Mobileの評判・使い方|無料版と法人版の違い
機能を横並びで比べると?
| 項目 | SentinelOne データお守り隊 | Sophos Endpoint(XDR・MDR) |
|---|---|---|
| ウイルスの侵入防止(EPP) | 〇 | 〇 |
| 侵入後の検知と対処(EDR) | 〇(ActiveEDR) | 〇(XDR以上。endpoint 100は根本原因分析のみ) |
| 暗号化されたファイルの復元 | 〇(ワンクリック自動修復) | 〇(CryptoGuard・全プラン) |
| 情報漏えい対策(DLP) | — | 〇(全プラン) |
| アプリケーション制御 | — | 〇(全プラン) |
| Web保護 | — | 〇 |
| USB・周辺機器の制御 | Control以上で〇(Bluetoothも) | 〇 |
| OS以外のソフトの脆弱性の一元把握 | Control以上で〇 | —(管理画面からOSの更新配信は不可) |
| SOCによるリモート操作代行 | Control以上で〇 | MDRで専門家が隔離・除去を代行 |
| ファイアウォール・メールとの連携 | — | 〇(Sophos Firewall・Sophos Emailと同じ画面) |
| 社用スマホ | ×(PCのみ) | 別ライセンスで〇(Android・iPhone) |
| ログの保持 | 侵入後のデータを1年(Completeは感染前14日も) | MDRは90日(365日に延長可) |
| サイバー保険・保証 | 最大50万円が付帯 | MDR Plusで最大100万米ドルの保証 |
| デジタル化・AI導入補助金 | 対応 | 見積り時に確認 |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る |
表を見ると、SentinelOneは「止めて戻す力」と「付帯サービス(保険・補助金・リモート操作代行)」、Sophosは「守る範囲の広さ(DLP・Web・ファイアウォール・メール・スマホ)」に強みが分かれていることが分かります。
「24時間監視」の中身は、どう違う?
| 比べるポイント | SentinelOne(データお守り隊) | Sophos MDR |
|---|---|---|
| 誰が見ているか | AIが常時監視し、SOCチームが警告への対処を代わりに行う | 世界8拠点・100人以上の専門家が監視と対処を行う |
| 警告が出たら | AIが自動で止めて隔離し、SOCが対応を支援 | 専門家が端末の隔離やマルウェアの除去まで代行(平均応答38分) |
| 対応の方針 | — | 承認型/共同対処型/通知のみ から選べる |
| 連絡の言語 | 当社が日本語でサポート | MDRチームからの連絡は原則英語(日常の運用は当社が日本語でサポート) |
| 見られる範囲 | PC | 端末に加え、ファイアウォールやMicrosoft 365など他社製品の記録も連携可 |
データお守り隊は「AIが止める、人が支える」、Sophos MDRは「専門家が見つけて封じ込める」形です。
夜間や休日に警告が出たとき、社内に動ける人がいるかどうかが選び方の分かれ目になります。
▶ 関連記事:MDRサービス徹底比較|CrowdStrike Falcon Complete vs Sophos MDR vs SentinelOne Vigilance
▶ 関連記事:セキュリティ運用は外部に任せられる?MSS・SOC・MDRの違いと費用相場
ファイアウォールやメールも一緒に入れ替えるなら?
Sophosを選ぶ大きな理由が、ファイアウォール(Sophos Firewall)やメールセキュリティ(Sophos Email)を同じ管理画面で扱えることです。
端末で感染を見つけると、ファイアウォールが自動でその端末を社内ネットワークから切り離す連携(同期セキュリティ)ができます。
また、2026年8月1日からSophos XDRのライセンスに、利用中のメール製品(メーカーを問わない)の脅威を監視する「Sophos Email Monitoring System(EMS)」が追加費用なしで含まれるようになりました。
一方、ファイアウォールを他社製(UTMなど)で入れたばかりの会社や、メールはMicrosoft 365の標準機能で足りている会社では、この連携の価値は小さくなります。
その場合は端末の守りだけで比べ、SentinelOneの監視と自動修復を選ぶのも合理的です。
▶ 関連記事:UTM(統合脅威管理)とは?法人向けおすすめ製品の比較と費用相場
それぞれの弱点・注意点は?
SentinelOneの注意点
- 管理画面は英語表記が中心:分かりにくい場合があります(当社で日本語のサポートを行っています)。
- 誤検知が出ることがある:AIで判断するため、業務ソフトを攻撃と見なす場合があり、除外設定の調整が必要になることがあります。
- 守る範囲は端末だけ:Web保護・情報漏えい対策・ファイアウォールは別の製品で用意します。データお守り隊はPCのみで、スマホは対象外です。
Sophosの注意点
- 安いプランにはEDRと監視が入っていない:endpoint 100は根本原因分析のみで、24時間の目はMDRからです。
- MDRの連絡は原則英語:日常の運用は当社が日本語でサポートしますが、専門家との直接のやり取りは英語が基本です。
- 管理画面からOSの更新は配信できない:Windows Updateの管理は別の仕組みが必要です。
- メール保護は別製品:迷惑メールや添付ファイルの検査はSophos Emailなどを追加します。
ファイルの復元は、バックアップの代わりにはなりません
両社とも、ランサムウェアで書き換えられたファイルを元に戻す機能を持ちますが、対象は主に端末の中のファイルです。
ファイルサーバーやNAS、Microsoft 365などのクラウド上のデータまで確実に戻せるわけではないため、バックアップは別に用意してください。
▶ 関連記事:バックアップの基本「3-2-1ルール」とは
第三者の評価は?
両社とも、調査会社GartnerのMagic Quadrant(エンドポイント保護プラットフォーム)でリーダーに位置づけられていると各社が発表しています。
ユーザーレビューサイトG2の総合評価では、SentinelOne Singularityが4.7、Sophosが4.4前後と、どちらも高い水準です。
ただし、実際の攻撃手順を再現するMITRE ATT&CK Evaluationsは順位や合否を付けない評価で、「1位」という広告表現は各社の解釈です。
数字だけで決めず、自社の運用体制に合うかで選んでください。
▶ 関連記事:セキュリティソフトの比較は何を基準に選ぶ?第三者評価機関と「検知率99%」の読み方
結局、どちらを選べばいい?
| こんな会社なら | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく費用を抑えて基本の防御をそろえたい | Sophos endpoint 100 | 1台年5,004円でランサムウェア対策とDLPまで入る |
| 情報システムの担当者がいない | SentinelOne | 年12,000円でAI監視とSOCの対応が付き、インストールから支援 |
| ランサムウェアの被害をすぐ元に戻したい | どちらも可 | SentinelOneはワンクリック、Sophosは自動で復元 |
| サイバー保険や補助金も使いたい | SentinelOne | 保険最大50万円付帯・補助金対応 |
| 封じ込めまで専門家に任せたい | Sophos MDR | 専門家が隔離・除去まで代行(平均応答38分) |
| ファイアウォール・メール・スマホも1社でまとめたい | Sophos | 同じ管理画面で連携し、感染端末を自動隔離 |
| 社員1人が複数のPCを使う | Sophos | 同時稼働の台数で数えるため、ライセンスが少なく済む |
他社の製品も含めて横並びで比較して選びたい方は、法人向けセキュリティソフト7社一括比較もあわせてご覧ください。
▶ 関連記事:CrowdStrikeとSentinelOneは法人ならどっち?料金・台数別の費用を比較
▶ 関連記事:CrowdStrikeとSophos(ソフォス)は法人ならどっち?料金・台数別の費用を比較
導入する前に、社内で決めておくことは?
どちらの製品でも、導入しただけでは守りは完成しません。次の3つを先に決めておくと、いざというときに迷いません。
- 警告の連絡を誰が受けるか:メールの宛先と、休日・夜間の連絡先を決めておきます。
- 端末をネットから切り離す判断を誰がするか:Sophos MDRなら「承認型・共同対処型・通知のみ」のどれにするかもここで決めます。
- 除外する業務ソフトの一覧:会計・生産管理などの業務ソフトを誤って止めないよう、導入時に洗い出します。
▶ 関連記事:サイバー攻撃を受けたらまず何をすべき?初動対応チェックリスト
補助金で費用を抑えられる?
デジタル化・AI導入補助金では、セキュリティ対策のITツールの利用料が補助の対象になることがあります。
通常枠は補助額5万〜450万円で補助率は原則1/2(小規模事業者は最大4/5)、セキュリティ対策推進枠は5万〜150万円(小規模事業者2/3・中小企業1/2)で、サービス利用料は最大2年分が対象です。
申請にはSECURITY ACTIONの自己宣言IDとGビズIDが必要で、交付決定前に発注したものは対象外になります。
当社のデータお守り隊は補助金に対応しています。要件は年度ごとに変わるため、検討時点の公募要領の確認や専門家への相談をおすすめします。
▶ 関連記事:セキュリティ対策の費用は補助金で抑えられる?デジタル化・AI導入補助金2026
今のウイルス対策ソフトから乗り換えるには?
- 社員数とPCの台数を別々に数え、OS(Windows・Mac・Linux)と社用スマホの台数も確認する
- ファイアウォールとメールの守りを何で入れているかを書き出す(Sophosでまとめるかの判断材料)
- 今のソフトの契約期限を確認し、切り替えの時期を決める
- 数台で試験導入し、業務ソフトが止まらないか確認する(Sophosは30日の評価版あり)
- 今のソフトを削除してから、新しいエージェントを全台に入れる
2つのセキュリティソフトを同時に入れると、動作が重くなったり誤作動したりすることがあります。
切り替えは必ず「古いソフトを外してから新しいソフトを入れる」順番で行ってください。
よくある質問
Q. 10名の会社なら、どちらが向いていますか?
A. 基本の防御だけならSophos endpoint 100が最も安く済みます。
担当者がいない、夜間の警告に対応できないという場合は、監視付きのデータお守り隊のほうが安心です。
Q. どちらもランサムウェアのファイルを元に戻せるなら、差はありますか?
A. SentinelOneは管理画面からワンクリックで戻す仕組み、Sophosは暗号化を検知した時点で自動で戻す仕組みです。
どちらも端末内のファイルが中心のため、サーバーやクラウドのバックアップは別に必要です。
Q. Sophos MDRの英語対応が不安です。
A. 専門家からの連絡は原則英語ですが、日常の運用や設定の相談は当社が日本語でサポートします。
重大な対応の判断方法(承認型など)を事前に決めておけば、やり取りは最小限で済みます。
Q. SentinelOneの誤検知は多いですか?
A. AIで判断するため、業務ソフトを攻撃と見なすことがあります。
導入時に業務ソフトを洗い出し、除外設定をしておけば多くは防げます。
Q. Microsoft 365のDefenderではだめですか?
A. Microsoft 365 Business Premiumを契約していれば、Defender for BusinessというEDRを追加費用なしで使えます。
ただし警告を誰が見るかは自社で用意する必要があるため、夜間や休日に対応できる人がいない場合は監視付きの製品を選ぶ意味が出てきます。
Q. 見積りは無料ですか?
A. はい。社員数・PCの台数・ファイアウォールとメールの環境を教えていただければ、2製品を同じ条件でお見積りします。
▶ 関連記事:Microsoft Defender for Business 完全ガイド
まとめ
SentinelOneとSophosは、どちらも1台から導入でき、ランサムウェアで暗号化されたファイルを元に戻せる評価の高い製品です。
違いが出るのは、守る範囲(SentinelOneは端末に集中、Sophosはファイアウォール・メール・スマホまで)、24時間の目の付き方、そして保険や補助金といった付帯サービスです。
基本の防御を安くそろえるならSophos endpoint 100、担当者がいなくても監視まで任せたいならSentinelOne、封じ込めまで専門家に任せたいならSophos MDRが目安です。
まずは社員数とPCの台数、ファイアウォールとメールの環境を書き出し、同じ条件で見積りを比べてみてください。
▶ 関連記事:SentinelOne(センチネルワン)とは?評判・メリット/デメリット・料金プラン
▶ 関連記事:Sophos(ソフォス)の各商品、サービスまとめ解説
この記事の対策に使える当社取扱製品
| SentinelOne データお守り隊(料金・機能) | Sophos Endpoint(料金・機能) |
| Sophos MDR(料金・機能) | Sophos Firewall(料金・機能) |

株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
デジタル化・AI導入補助金を使って、150社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。ノーコードツールを使ったExcelやAccessからの基幹システム移行によるDX実績多数。サイバーセキュリティ対策の導入も50社以上を担当実績あり。
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