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LANSCOPE(ランスコープ)とは?エムオーテックスの製品ラインナップ・機能・料金・評判とIT資産管理/MDMの選び方を中小企業向けに解説

LANSCOPE(ランスコープ)とは 製品ラインナップ・機能・料金

LANSCOPE(ランスコープ)は、エムオーテックス株式会社(MOTEX)が提供する「エンドポイント(PC・スマホなどの端末)」を守り・管理するためのブランドです。会社のパソコンやスマホの棚卸し(IT資産管理)、操作ログの記録、USBの持ち出し制御、スマホの一元管理(MDM)、さらにAIによるウイルス対策やID管理まで、端末まわりの困りごとをまとめて解決できるのが特長です。

中でも主力の「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、クラウド型のIT資産管理・MDM市場でシェアNo.1(同社発表)。中小企業でも初期費用3万円+1台あたり月500円ほどから始められ、デジタル化・AI導入補助金の対象にもなります。この記事では、LANSCOPEの製品ラインナップ・機能・料金・評判・他社との違い・選び方を、中小企業の経営者や情シス担当の方向けにわかりやすく整理します。

LANSCOPE の機能イメージ IT資産管理・操作ログ・AI保護・MDM

LANSCOPE(ランスコープ)とは?どんな会社の製品?

LANSCOPEは、エムオーテックス株式会社(MOTEX/モテックス、本社:大阪市)が提供する端末管理・セキュリティのブランド名です。IT資産管理ソフトの分野で長年トップクラスのシェアを持ち、近年はAIウイルス対策やID管理へと領域を広げています。

項目 内容
会社名 エムオーテックス株式会社(MOTEX)
本社 大阪市中央区
ブランド名 LANSCOPE(ランスコープ)
主な領域 IT資産管理/MDM(スマホ管理)/AIウイルス対策/セキュリティ診断/ID管理
クラウド版の実績 LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版で12,000社以上(市場シェアNo.1・同社発表)
評価 ITreviewでIT資産管理・ログ管理・MDM/EMM・統合運用管理の4部門でLeader獲得

※「シェアNo.1」「4部門Leader」はいずれも同社および調査元の発表に基づく表記です。

LANSCOPEにはどんな製品がある?製品ラインナップ

LANSCOPEは1つの製品ではなく、目的別に複数の製品がそろった「ブランド(製品群)」です。中小企業がまず検討することが多いのは、IT資産管理の「エンドポイントマネージャー」と、AIウイルス対策の「サイバープロテクション」です。

製品名 どんな製品? 主な用途
エンドポイントマネージャー PC・スマホの一元管理(IT資産管理+操作ログ+MDM) 資産の棚卸し・情報漏洩対策・スマホ管理
サイバープロテクション AI(機械学習)で未知のウイルスを防ぐ次世代アンチウイルス(+EDR) ランサムウェア・未知マルウェア対策
セキュリティオーディター セキュリティ状況の可視化・診断 自社のセキュリティ点検
プロフェッショナルサービス 脆弱性診断・監視代行(MDR)・インシデント対応 専門家による運用支援
リモートデスクトップ 遠隔操作(powered by ISL Online) テレワーク・遠隔サポート
IDアクセスマネージャー ID管理・シングルサインオン(2026年提供のIDaaS) クラウドサービスのID一元管理

このうち、次章からは中小企業でニーズの高い「エンドポイントマネージャー」と「サイバープロテクション」を中心に解説します。

主力製品「エンドポイントマネージャー」で何ができる?

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、Windows/macOSのパソコンと、iOS/Androidのスマホ・タブレットを、1つの管理画面(クラウドコンソール)でまとめて管理できる製品です。サーバーの構築・保守が不要なので、専任のIT担当者がいない会社でも運用しやすいのが強みです。

主な機能 内容
IT資産管理 PCやスマホのハード・ソフト情報を自動収集し、資産台帳として一覧管理(最大10,000件・最大50,000台のPC管理に対応)
操作ログ取得 「誰が・いつ・何をしたか」を自動記録。標準2年(オプションで最大5年)保存し、情報漏洩の抑止と原因追跡に活用
セキュリティ対策 USBメモリなど記録メディアの制御、不要ソフトの利用禁止、Windows Updateの適用状況管理、暗号化(BitLocker/FileVault)の鍵管理
MDM(スマホ管理) リモートロック・データ消去、位置情報取得、アプリ配信、Apple Business Manager/Android Enterprise連携
働き方の見える化 操作ログを活用し、長時間労働や放置時間、業務利用状況をレポート化

▶ 関連記事:IT資産管理ツールの比較|法人向けおすすめ製品と費用相場・クラウド型の選び方

ライセンスはどう選べばいい?ベーシック・ライトA・ライトBの違い

エンドポイントマネージャー クラウド版は、必要な機能に応じてベーシック/ライトA/ライトBの3ライセンスから選びます。いずれか1つが必須で、必要に応じてオプションを追加します。

機能 ベーシック ライトA ライトB
IT資産管理 △(一部)
操作ログ取得 ×
記録メディア制御・Windows Update管理 × ×
MDM(スマホ管理・位置情報) ×
向いている使い方 資産管理も操作ログもスマホ管理も全部 PC資産管理+スマホ管理が中心 操作ログの取得に特化

「情報漏洩対策として操作ログも取りたい」「スマホも管理したい」なら、全機能が使えるベーシックが基本の選択肢です。

LANSCOPE エンドポイントマネージャーの料金はいくら?

料金は、初期費用30,000円(1契約・全プラン共通)に、1台あたりの利用料が加わる仕組みです。支払い方の違いで3つのプラン(プランⅠ〜Ⅲ)があります。下表は毎月払いで始めやすい「プランⅢ(自動更新・月額)」を中心にした目安です(税抜・アーデント取扱)。

ライセンス 月額(1台) 年額(1台) 主な機能
ベーシック 500円 6,000円 資産管理+操作ログ+セキュリティ+MDMの全部
ライトA 300円 3,600円 PC資産管理+スマホ管理(MDM)
ライトB 400円 4,800円 操作ログ取得に特化

※上記のほか初期費用30,000円/契約が必要です。長期利用なら初年度に登録料を払い2年目以降を安くする「プランⅠ」も選べます。オプション(24/365紛失サポート、ログ運用、Webフィルタリング等)は別途費用。60日間の無料体験があり、そのまま本番環境へ移行できます。正確な金額は台数・構成で変わるため、見積りでご確認ください。

LANSCOPEの料金を詳しく見る

AIウイルス対策「サイバープロテクション」とは?

「LANSCOPE サイバープロテクション」は、AI(機械学習)で未知のウイルスを予測して防ぐ次世代アンチウイルスです。従来のウイルス対策ソフトのように毎日のパターンファイル更新が要らず、パソコンへの負荷も軽いのが特長です。

中核の「Aurora Protect」は、外部テスト(2024年5月・Tolly社)で検知率99%を記録。誤検知率は約0.002%と低く、オフライン環境やWindows XPなどのレガシーOSにも対応します。オプションの「Aurora Focus」を足せば、侵入後の調査・封じ込め・復旧までを行うEDR機能も使えます。

プラン 月額(1台) 内容
Aurora Protect(基本) 500円 AIによる未知ウイルスの予測防御(次世代アンチウイルス)
Aurora Focus(EDR) 200円 侵入後の検知・調査・封じ込め・復旧(Protectとセットで利用)
Protect+Focus セット 700円〜 事前防御と事後対応の多層防御(年8,400円〜・最小5ライセンス)

※税抜・1ライセンスあたり。さらに24時間365日の監視代行(MDR)やインシデント対応パッケージも用意されています。

AIウイルス対策の詳細を見る

▶ 関連記事:エンドポイントセキュリティの費用はいくら?EPP・EDR・MDRの料金相場と補助金で抑える方法

LANSCOPEのメリットは?

  • PCもスマホも1画面でまとめて管理できる:資産管理・操作ログ・MDMを1つのコンソールで完結。ツールが分散しません。
  • 国産で使いやすく、サポートも日本語:ITreviewで4部門Leader。専門知識がなくても操作しやすい画面設計です。
  • クラウド版はサーバー不要ですぐ始められる:構築・保守の手間がなく、社外のPCにもアップデートを配信できます。
  • AIウイルス対策やID管理まで広げられる:同じLANSCOPEブランドで、資産管理から高度なセキュリティまで段階的に強化できます。

LANSCOPEのデメリット・注意点は?

  • 製品・ライセンスの種類が多く分かりにくい:エンドポイントマネージャーだけでもベーシック/ライトA/ライトBがあり、最初は選定に迷いがちです。
  • 台数が少ないと割高に感じることも:初期費用や最低ライセンス数があるため、数台規模では1台あたりの負担が大きく見える場合があります。
  • 反映のタイムラグや一部OS制限:端末情報の同期に時間差が出ることや、macOS・iOSで一部機能に制限がある点は口コミでも指摘されています。
  • オンプレミス版はサーバー運用の負担が大きい:中小企業は基本的に、保守が不要なクラウド版が現実的です。

LANSCOPEの評判・口コミは?

LANSCOPE エンドポイントマネージャーは、レビューサイトITreviewでIT資産管理・ログ管理・MDM/EMM・統合運用管理の4部門でLeaderを獲得しています。実際の利用者の声を整理すると、次のような傾向です。

良い評判

  • PC・スマホを同じ画面で一元管理でき、資産の棚卸しやライセンス管理がラクになった
  • 画面が分かりやすく、専門スキルがなくても運用できる
  • 紛失時のリモートロック・データ消去で、もしもの時にすぐ対応できる
  • 国産で日本語サポートが手厚い

気になる評判

  • 登録内容の反映(同期)に時間差を感じることがある
  • Apple製品(macOS・iOS)で一部機能に制限がある
  • レポートの自由度がもう少し欲しい、という声もある

他社(SKYSEA・AssetView・ISM CloudOne)と何が違う?

IT資産管理・エンドポイント管理では、LANSCOPEのほかにSKYSEA Client View、AssetView、ISM CloudOneなどが定番です。中小企業の目線で特徴を整理します。

項目 LANSCOPE SKYSEA Client View AssetView ISM CloudOne
メーカー エムオーテックス Sky ハンモック クオリティソフト
提供形態 クラウド/オンプレ オンプレ/クラウド クラウド/オンプレ クラウド
スマホ管理(MDM) ◎(標準対応) △(別途)
特徴 使いやすさ・シェアNo.1・AI対策も同ブランド 機能が豊富・国内定番 必要な機能をメニューで選べる 脆弱性診断に強い
料金の目安 初期3万+月500円/台〜 要見積り 要見積り 初期3万+月360円/台〜
詳細 詳細を見る 各社HP 各社HP 詳細を見る

LANSCOPEは「使いやすさ」と「PC+スマホの一元管理」「同ブランドでAIウイルス対策まで広げられる」点が中小企業に向いています。より詳しい比較は下記もご覧ください。

▶ 関連記事:LANSCOPE vs ISM CloudOne|クラウド型IT資産管理2大製品の機能・料金・選び方

補助金でLANSCOPEの費用は抑えられる?

LANSCOPEの各製品は、デジタル化・AI導入補助金の対象ITツールとして導入できる場合があります。補助金を活用できれば、実質的な導入コストを大きく抑えられます。アーデントは補助金の申請サポートから導入・運用まで一貫して支援しています。

※補助金の対象範囲・補助率・要件は年度の公募要領によって変わります。申請可否や金額は、最新の公募要領の確認と専門家への相談が必要です。

▶ 関連記事:セキュリティ対策の費用は補助金で抑えられる?デジタル化・AI導入補助金の対象・補助率・申請の流れ

中小企業がLANSCOPEを選ぶときのポイントは?

  1. 目的を先に決める:資産の棚卸しが目的か、情報漏洩対策(操作ログ)か、スマホ管理か。目的でライセンス(ベーシック/ライトA/ライトB)が変わります。
  2. クラウド版を基本に:サーバー保守が不要で、社外PCやスマホも管理できます。中小企業はまずクラウド版が現実的です。
  3. ウイルス対策も一緒に検討:資産管理と合わせてAIウイルス対策(サイバープロテクション)まで揃えると、端末を「管理」と「防御」の両輪で守れます。
  4. 台数と将来の拡張を見込む:最低ライセンス数や初期費用を踏まえ、増員・拠点追加も想定して見積りましょう。
  5. 補助金と運用支援をセットで相談:導入費用は補助金で抑えつつ、初期設定や運用は代理店に任せると失敗しにくくなります。

LANSCOPEに関するよくある質問(Q&A)

Q. LANSCOPEはウイルス対策ソフトですか?

A. LANSCOPEはブランド名で、複数の製品があります。主力の「エンドポイントマネージャー」はIT資産管理・操作ログ・スマホ管理(MDM)の製品で、ウイルス対策そのものではありません。AIによるウイルス対策は「サイバープロテクション」という別製品で提供されており、両方をセットで導入することもできます。

Q. パソコンだけでなくスマホも管理できますか?

A. はい。クラウド版のエンドポイントマネージャーは、Windows/macOSのPCに加え、iOS/AndroidのスマホやタブレットもMDM(スマホ管理)機能で一元管理できます。紛失時のリモートロック・データ消去、アプリ配信などが可能です。

Q. 何台から導入できますか?費用の目安は?

A. 初期費用30,000円(1契約)に、1台あたり月500円ほど(ベーシック)が目安です。無料体験もあるため、少台数から試して段階的に広げられます。正確な費用は台数・構成で変わるので見積りでご確認ください。

Q. 専任のIT担当者がいなくても運用できますか?

A. クラウド版はサーバーの構築・保守が不要で、画面も分かりやすい設計です。導入時の初期設定や運用は、アーデントのような代理店に支援を任せることもできるため、情シス担当が少ない中小企業でも運用できます。

Q. SKYSEAやISM CloudOneと迷っています。どう選べばいい?

A. スマホ管理まで1製品で行いたい・使いやすさを重視するならLANSCOPE、脆弱性診断を重視するならISM CloudOne、といった選び分けになります。自社の目的(資産管理/情報漏洩対策/スマホ管理/脆弱性対策)を整理したうえで、複数社を比較して決めるのがおすすめです。

まとめ

LANSCOPE(ランスコープ)は、エムオーテックス(MOTEX)が提供する端末管理・セキュリティのブランドです。
主力の「エンドポイントマネージャー」は、IT資産管理・操作ログ・スマホ管理(MDM)を1画面でまとめられ、クラウド型のシェアはNo.1(同社発表)。
AIウイルス対策の「サイバープロテクション」やID管理まで、同ブランドで段階的に強化できます。
料金は初期3万円+1台月500円ほどから始められ、デジタル化・AI導入補助金の対象にもなります。
「PCもスマホもまとめて管理したい」「情報漏洩対策を始めたい」という中小企業にとって、有力な選択肢です。
アーデントでは、製品選定から補助金申請・導入・運用まで一貫してサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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