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ウイルスバスターとカスペルスキーは法人ならどっち?ビジネスセキュリティサービスとKaspersky Nextの料金・EDR・スマホの数え方を台数別に比較【中小企業向け】

ウイルスバスターとカスペルスキーの法人向け比較

「ウイルスバスターとカスペルスキー、会社で入れるならどっちがいいの?」──中小企業のご相談で、ESETと並んで多い質問です。

ところが、検索して上位に出てくる比較記事のほとんどは個人向け(家庭用)製品の比較です。
家庭用の「ウイルスバスター クラウド」と「カスペルスキー プレミアム」を比べても、会社で使う製品の料金・管理画面・EDR(侵入された後の調査機能)の違いは分かりません。

この記事では、当社が両方を取り扱っている立場から、法人向けのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)とKaspersky Next/スモールオフィスセキュリティを、台数別の費用・EDR・スマホの数え方・サポート・取引先への説明のしやすさで横並びに比較します。

結論を先にお伝えします。
・PCが中心で、とにかく安く・簡単に守りたい会社は ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(年6,600円/台・1台から)
・EDRまで入れたいが、自社で見る人がいない会社は VBBSS マネージドXDR(年14,400円/台・監視と初動対応支援つき)
・社用スマホが多い・少ない予算でEDRを自社運用したい会社は Kaspersky Next EDR Foundations(年7,890円/台〜・スマホ2台で1ライセンス換算)
・10台以下でIT担当者がいない会社は カスペルスキー スモールオフィスセキュリティ(月400円/台)
取引先への説明を重視する会社、国内メーカーのサポートを重視する会社は、ウイルスバスターが無難です。

ウイルスバスターとカスペルスキーは、そもそも何が違う?

まず会社の成り立ちと、法人向けの製品ラインを整理します。家庭用の名前のまま比べると、ここで必ず混乱します。

項目 ウイルスバスター(トレンドマイクロ) カスペルスキー(Kaspersky)
本社 日本(東京都新宿区)
1988年に米国で創業
ロシア(モスクワ)
※持株会社は英国
家庭用の製品名 ウイルスバスター クラウド カスペルスキー スタンダード/プラス/プレミアム
法人向けの主力 ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)
VBBSS マネージドXDR
TrendAI Endpoint Security
Kaspersky Next(EDR Foundations/Optimum/Expert)
スモールオフィスセキュリティ
日本での販売 トレンドマイクロ(日本法人)と販売代理店 株式会社カスペルスキー(日本法人)と販売代理店
よく言われる強み 国内シェアが大きい・日本語の画面とサポートが手厚い・情報漏えい対策が標準 検出率が高い・機能が多い・スマホもまとめて守れる
よく言われる弱み EDR(ふるまいの詳しい記録)は上位プランのみ・VBBSSにはオプションを付けられない ロシア企業であることへの懸念

ウイルスバスターは「日本の会社が作っている」ことが最大の特徴です。
管理画面・マニュアル・サポートがすべて日本語で完結し、国内の取引先に製品名を伝えても説明に困ることがほぼありません。
一方のカスペルスキーは、同じ価格帯で機能が多く、とくにスマホを多く持たせている会社でコストが下がりやすい製品です。

▶ 関連記事:ウイルスバスターの法人向けと個人向け(クラウド)は何が違う?

ウイルスを防ぐ性能は、どちらが上?

第三者のテスト機関(AV-TEST・AV-Comparatives など)の結果を見ると、両社とも長年トップクラスの評価を受けています。
マルウェアの検出率はどちらもほぼ満点に近く、1回のテスト結果の差で優劣を決めるのは現実的ではありません。

観点 ウイルスバスター カスペルスキー
マルウェアの検出 機械学習・ふるまい分析・Webレピュテーションで多層的に防御 機械学習エンジン・AI解析・ホスト型IPS・脆弱性攻撃ブロックで多層的に防御
動作の軽さ 以前より改善。古いPCでは重さを感じることも 軽いと評価されることが多い
誤検知 少なめ 少なめ
第三者評価 主要テストで高評価を継続 主要テストで高評価を継続

※テスト機関の公開結果の多くは個人向け製品の評価です。法人向け製品は検出エンジンを共有していますが、管理画面やEDRの使いやすさはテストに含まれていません。

つまり、法人で選ぶときに差が出るのは「どちらが多く防ぐか」ではなく、料金の数え方・EDR・管理の手間・取引先への説明の4つです。

▶ 関連記事:セキュリティソフトの比較は何を基準に選ぶ?第三者評価機関と「検知率99%」の正しい読み方

法人向けの料金は、いくら違う?

当社での料金を並べます(いずれも税別・1台あたり・新規1年の目安)。

ウイルスバスター(トレンドマイクロ)の法人向け料金

プラン 年額(1台) 月換算 最低契約数 向いている会社
ビジネスセキュリティサービス(VBBSS) 6,600円 550円 1 管理サーバーを置かず、クラウドで手間なく管理したい
VBBSS マネージドXDR 14,400円 1,200円 1 EDRを入れつつ、監視と初動対応は任せたい
TrendAI Endpoint Security Core 7,650円 638円 1 サーバーも同じ画面で管理したい
TrendAI Endpoint Security Essentials 11,050円 921円 1 EDR/XDRまで統合管理したい

※TrendAI Endpoint Security の料金は、TrendAI Flex の1クレジット=170円(税別)で換算した目安です(Core=45クレジット、Essentials=65クレジット)。

カスペルスキーの法人向け料金

ライセンス数 Kaspersky Next EDR Foundations Kaspersky Next EDR Optimum
5〜9 7,890円 16,580円
10〜14 7,890円 16,580円
15〜19 7,710円 15,300円
20〜24 7,540円 14,200円
25〜49 7,360円 12,840円
50〜99 6,890円 11,480円
100〜149 5,780円 10,330円

このほか、10台前後の小さな会社向けにカスペルスキー スモールオフィスセキュリティ(1台 月400円・25台まで)があります。
インストールするだけで保護が始まり、ランサムウェアで開けなくなったファイルの復元や自動バックアップ、パスワードマネージャーまで付いています。

最低契約数に注意してください。VBBSSは1台から契約できますが、Kaspersky Next は最小5ライセンスからです。3台だけ守りたい、といった場合はVBBSSかスモールオフィスセキュリティが候補になります。

「スマホの数え方」で、料金はどう変わる?

単価表だけで比べると判断を誤る最大の理由が、このライセンスの数え方です。

製品 ライセンスの数え方 スマホの扱い
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 1ライセンス=1台 スマホはオプション扱い(別途ライセンス)
Kaspersky Next 「PC・サーバーの総数」と「スマホの総数の半分」の大きいほう(Optimum以上はMicrosoft 365のユーザー数×1.5も比較) PCの台数を超えない範囲なら追加料金なし
スモールオフィスセキュリティ 1アカウントでPC1台とAndroid1台 Androidは同じアカウントで保護。iPhoneは対象外
スマホのライセンスの数え方とEDRの運用で変わる法人向けセキュリティソフトの費用

たとえば「PC30台・社用スマホ20台」の会社なら、Kaspersky Next はスマホ20台を10ライセンス分と数え、PCの30台より少ないので30ライセンスで全部まかなえます。
社用スマホを多く持たせている会社ほど、カスペルスキーが有利になる構造です。

▶ 関連記事:法人スマホのモバイルセキュリティ対策|MDM・モバイルEPPの違いと費用相場

10台・30台・スマホあり・EDRありで試算すると、どちらが安い?

実際の会社の規模に当てはめて、年間の費用を試算してみます(税別・当社の料金表にもとづく目安。数量や契約年数で変わります)。

ケース ウイルスバスター カスペルスキー
PC10台(基本の保護) VBBSS 6,600円×10台
= 年66,000円
EDR Foundations 7,890円×10
= 年78,900円
スモールオフィス 400円×10台×12か月
= 年48,000円
PC30台(基本の保護) VBBSS 6,600円×30台
= 年198,000円
EDR Foundations 7,360円×30
= 年220,800円
PC30台+社用スマホ20台 VBBSS 198,000円+スマホのオプション(1台 年1,240円〜の目安×20台)
= 年22万円台〜
EDR Foundations 7,360円×30
= 年220,800円(スマホ分の追加なし)
PC30台+EDRまで VBBSS マネージドXDR 14,400円×30台
= 年432,000円
(監視・月次レポート・初動対応支援つき)
EDR Foundations = 年220,800円(基本的なEDR・自社で見る)
EDR Optimum 12,840円×30=年385,200円(隔離・ネットワーク分離まで)

試算から分かることは、次の3つです。

  1. PCだけ・基本の保護なら、ウイルスバスター(VBBSS)のほうが安い。10台で約1.3万円、30台で約2.3万円の差があります。
  2. スマホを含めると、ほぼ同額になる。スマホの台数がPCに近づくほど、カスペルスキーが有利になります。
  3. EDRは「誰が見るか」で比べる。カスペルスキーは安くEDRが付きますが、アラートを見るのは自社です。VBBSS マネージドXDRは高く見えますが、監視と初動対応支援が料金に含まれています。

EDRの料金は、単純に比べないでください。EDRは「入ってから何をされたか」を記録する道具で、記録を見て判断する人がいて初めて役に立ちます。社内に見る人がいないなら、監視つきのVBBSS マネージドXDRや、24時間監視つきのサービスのほうが、結果的に安くつくことがあります。

▶ 関連記事:EDRとは?ウイルス対策ソフト(AV)・NGAVとの違いと、被害企業の88%がAVを入れていたという現実

機能と運用で比べると、どこが違う?

当社の取扱い4プランを、機能ごとに並べます。

項目 VBBSS VBBSS マネージドXDR Kaspersky Next EDR Foundations Kaspersky Next EDR Optimum
年額(1台・税別) 6,600円 14,400円 7,890円〜 16,580円〜
最低契約数 1 1 5 5
管理コンソール クラウド クラウド クラウド/オンプレミス クラウド/オンプレミス
ウイルス・ランサムウェア対策 〇 〇 〇 〇
フィッシング対策・URLフィルタ 〇 〇 〇 〇
USBなどのデバイス制御 〇 〇 〇 〇
情報漏えい対策(個人情報の持ち出しブロック) 〇 〇 ― ―
EDR(侵入後の記録と調査) △ 挙動監視のみ 〇 △ 原因分析(基本) 〇 原因分析+隔離・ネットワーク分離
監視・初動対応支援(人が見る) × 〇 月次レポート・リモート隔離・初動対応支援 × ×
パッチ管理 脆弱性対策 脆弱性対策 最新パッチの確認 確認+インストール
Microsoft 365の保護 ×(別製品で対応) ×(別製品で対応) × 〇
スマホ オプション オプション スマホ2台で1ライセンス スマホ2台で1ライセンス
古いOSへの対応 サポート中のOSが中心 サポート中のOSが中心 〇 Windows 7/Server 2008 R2なども 〇
日本語サポート 〇 国内メーカー 〇 国内メーカー 〇 日本法人 〇 日本法人
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目立つ違いは3つです。
1つ目は、ウイルスバスターは「情報漏えい対策」が標準で付くこと。氏名・生年月日・カード番号など指定した個人情報がPCから持ち出されるのをブロックできます。
2つ目は、カスペルスキーはオンプレミス(自社サーバー)でも管理できること。ネットにつながない現場のPCがある会社には選択肢になります。
3つ目は、古いOSへの対応です。サポートが切れたWindowsを業務の都合でどうしても残している会社では、カスペルスキーのほうが入れられる範囲が広くなります。

VBBSSには、あとからオプション(ふるまい検知の強化やサンドボックス)を付けられません。最初はVBBSSで始めて、後からEDRが必要になった場合は、VBBSS マネージドXDRかTrendAI Endpoint Securityへプランを切り替えることになります。最初に「2〜3年後にEDRが必要になりそうか」を考えておくと、入れ替えの手間を減らせます。

▶ 関連記事:ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)とは?プラン・対応OS・料金とオンプレ版からの移行

カスペルスキーはロシア製だけど、法人で使って大丈夫?

ここは、比較記事の多くがあいまいにしている点なので、事実を整理してお伝えします。

国・地域 起きたこと
米国 2024年6月20日、米商務省がカスペルスキー製品の販売禁止を発表。2024年7月20日から新規販売を禁止し、2024年9月29日で既存ユーザーへの更新提供も終了。カスペルスキーは米国事業から撤退しました。
ドイツ 2022年3月、連邦情報セキュリティ庁(BSI)がカスペルスキー製品の利用について注意喚起を行いました。
日本 2026年9月時点で、政府による使用禁止措置は出ていません。日本法人による販売とライセンス更新は続いています。

カスペルスキー側は、米国などの措置について「技術的な根拠が示されていない」と反論しており、データ処理の拠点をスイスに移すなどの透明性確保の取り組みを行っています。

技術的に危険な製品だと証明されたわけではありません。
一方で、法人にとって現実に問題になるのは「技術」より「取引先への説明」です。
次のどれかに当てはまる会社は、ウイルスバスターのような国内メーカーの製品を選ぶほうが、後から説明する手間がかかりません。

  • 官公庁・自治体・防衛関連・重要インフラ(電力・通信・金融など)と取引がある
  • 取引先のセキュリティチェックシートで「使用しているセキュリティ製品名」を聞かれる
  • 親会社や海外の取引先が、ロシア製のソフトウェアを使わないルールを持っている

反対に、こうした取引がなく、コストと機能を優先したい会社にとって、カスペルスキーは今も合理的な選択肢です。

契約前に1つだけ確認してください。主要な取引先との契約書や、届いたセキュリティチェックシートに「使用禁止の製品」や「調達先の国」に関する条項がないかを確認してから決めると、あとで入れ替える二度手間を防げます。

▶ 関連記事:ESETとカスペルスキーは法人ならどっち?料金・機能・スマホの数え方・EDRの違いと取引先への説明まで比較

サポートや管理の手間は、どちらが楽?

観点 ウイルスバスター カスペルスキー
導入 従業員は配布されたURLからインストールするだけ。初期設定のままでも高い保護が効く 管理コンソールからインストーラーを配布。スモールオフィスはインストールするだけ
管理画面 日本語で見やすく、ITに詳しくない担当者でも状況を把握しやすい 機能が多いぶん設定項目も多い。使いこなせば細かく制御できる
情報の探しやすさ 日本語の情報・導入事例が多い 日本語の情報はあるが、ウイルスバスターより少なめ
無料の試用 30日間の評価版あり 評価版あり

「IT担当者が1人しかいない」「総務が兼務している」という会社では、画面の分かりやすさと日本語の情報量でウイルスバスターが有利です。
設定を細かく詰めたい、スマホも含めて1つの画面でまとめたい、という会社ではカスペルスキーの多機能さが生きます。

結局、自社にはどちらが合う?

こんな会社 おすすめ 理由
PCが中心で、安く簡単に守りたい ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 年6,600円/台・1台から。情報漏えい対策も標準
EDRを入れたいが、見る人がいない VBBSS マネージドXDR 監視・月次レポート・初動対応支援が料金に含まれる
サーバーやメール・クラウドもまとめて管理したい TrendAI Endpoint Security TrendAI Flexのクレジットで同じ画面に統合できる
社用スマホ(とくにAndroid)を多く持たせている Kaspersky Next EDR Foundations スマホ2台で1ライセンス換算。台数が多いほど安くなる
安くEDRを入れて、自社で運用したい Kaspersky Next EDR Foundations/Optimum 一番下のプランから原因分析が付き、Optimumで隔離まで可能
古いWindowsを業務で残している Kaspersky Next Windows 7/Server 2008 R2などのレガシーOSにも対応
10台以下・IT担当者がいない スモールオフィスセキュリティ 月400円でインストールするだけ。ファイル復元やバックアップ付き
官公庁・重要インフラ関連の取引がある ウイルスバスター 国内メーカーで、取引先への説明に困らない

ウイルスバスターとカスペルスキー以外の製品も含めて、横並びで比較して選びたい方は、法人向けセキュリティソフト7社一括比較もあわせてご覧ください。台数を入れると月額料金を試算できます。

いまのソフトから乗り換えるときの注意点は?

  1. 契約の残り期間を確認する。いまのライセンスが切れる1〜2か月前から準備すると、二重払いの期間を短くできます。
  2. 古いソフトは必ずアンインストールする。2つのウイルス対策ソフトを同時に動かすと、動作が重くなったり、お互いを脅威と誤検知したりします。
  3. まず数台で試す。業務ソフトとの相性(誤検知・動作の重さ)を、評価版で1〜2週間確認してから全台に広げます。
  4. 乗換プログラムを確認する。カスペルスキーは他社の有償製品からの乗り換えで、更新価格相当に割り引かれるプログラムがあります。
  5. オンプレ版のウイルスバスター ビジネスセキュリティ(末尾に「サービス」が付かない版)を使っている会社は急ぐ。この版は2026年3月31日にサポートが終了しています。クラウド版のVBBSSへの移行か、他社製品への乗り換えが必要です。

▶ 関連記事:トレンドマイクロ製品のサポート終了はいつ?ウイルスバスター・Apex One・Deep Securityの後継製品と移行先の一覧

導入費用は補助金で抑えられる?

ウイルスバスター・カスペルスキーのようなセキュリティソフトの利用料は、デジタル化・AI導入補助金の対象になり得ます。
通常枠は5万〜450万円で補助率は原則1/2(小規模事業者は最大4/5)、セキュリティ対策推進枠は5万〜150万円で補助率は小規模事業者2/3・中小企業1/2、サービス利用料は最大2年分が対象です。

補助金の注意点
・交付申請にはSECURITY ACTIONの宣言IDとGビズIDが必要です。
・交付決定前に発注・契約したものは対象外になります。
・対象となるITツールや要件は年度・公募回ごとに変わるため、最新の公募要領の確認と、専門家への相談をおすすめします。

▶ 関連記事:セキュリティ対策の費用は補助金で抑えられる?デジタル化・AI導入補助金2026の対象・補助率・申請の流れ

ウイルスバスターとカスペルスキーに関するよくある質問

Q. 家庭用のウイルスバスター クラウドやカスペルスキー プレミアムを会社で使ってもいいですか?

A. 家庭用製品は使用許諾で個人・家庭での利用が前提になっていることが多く、業務での利用は規約違反になるおそれがあります。
また、複数の端末をまとめて管理する画面がないため、誰のPCが守られていないかを会社として把握できません。
法人向け製品を選んでください。

Q. 従業員10名ほどの会社なら、どちらが安いですか?

A. PC10台だけなら、カスペルスキー スモールオフィスセキュリティ(年48,000円)が最安で、次にVBBSS(年66,000円)です。
ただしスモールオフィスはiPhoneに対応していないため、iPhoneを守りたい場合は注意してください。

Q. Macも守れますか?

A. どちらもWindowsに加えてMacに対応しています。Macを含めて同じ管理画面で状況を確認できます。

Q. iPhoneも守れますか?

A. ウイルスバスターはスマホ向けのオプションで、Kaspersky NextはPCのライセンスの範囲内でスマホも保護できます。
スモールオフィスセキュリティはAndroidのみでiPhoneには対応していません。

Q. EDRは本当に必要ですか?

A. ウイルス対策ソフトは「入らせない」ための道具で、入られた後に何が起きたかは分かりません。
取引先への報告や原因調査が必要になったとき、EDRの記録がないと「分からない」としか答えられません。
自社で見る人がいなければ、監視つきのプランを選ぶのが現実的です。

Q. カスペルスキーを使っていると、取引先に断られることはありますか?

A. 日本では使用禁止の措置は出ていませんが、官公庁・防衛・重要インフラ関連の取引先や、海外の親会社のルールで使用を避けるよう求められることがあります。
主要取引先の契約書やセキュリティチェックシートを先に確認してください。

Q. 途中でプランを変更できますか?

A. どちらも上位プランへの変更を相談できます。
ただしVBBSSにはオプションを追加できないため、EDRが必要になった場合はVBBSS マネージドXDRかTrendAI Endpoint Securityへの切り替えになります。

まとめ:PC中心ならウイルスバスター、スマホが多いならカスペルスキー

ウイルスバスターとカスペルスキーは、ウイルスを防ぐ性能ではどちらも高い評価を受けており、そこで差をつけるのは難しい製品です。
法人で選ぶときの分かれ目は、社用スマホを何台守るか、EDRを誰が見るか、そして取引先に製品名を説明しやすいかの3点です。
PCが中心で国内メーカーの安心感を重視するならウイルスバスター(VBBSS)、EDRを任せたいならVBBSS マネージドXDR、スマホが多く予算内でEDRまで揃えたいならカスペルスキー、10台以下ならスモールオフィスセキュリティが、それぞれ有力です。
当社は両方の製品を取り扱っているため、どちらか一方に寄せることなく、台数とご予算に合わせたお見積りと補助金の活用までご提案できます。

この記事の対策に使える当社取扱製品

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(料金・機能) Kaspersky Next(料金・機能)
カスペルスキー スモールオフィスセキュリティ(料金・機能) TrendAI Flex(クレジットの料金)
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